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pot belly 7月


!! ギラギラの真夏もすぐ其処に、2005年の夏を楽しく過ごそうよ!!!
仕事の量が増えてなんだかありがたいやら迷惑やら、少し困惑気味の今日この頃
連日30℃を越えるパン工場で頑張ってます。

7/7
七夕の午後恐ろしいような雷、犬は怯えて犬舎の中に。
北の方角は真っ暗、今にも大粒の雨があ落ちてきそう、こう蒸し暑いと少しは降って欲しいと願うばかり。

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久喜市の天王祭り、祭りの歴史は古く言われは忘れてしまったけれど400個もの堤燈をぶら下げた山車の行軍は見事
18日には各町内の山車が駅前に集まり山車が回転し始めるとそれは見事だ。
祭りが終わるといよいよ夏、そして又七夕祭りが来る、見慣れた連中が今年も元気に祭りの先導を決めていた。

7/14
先日納品先のクリニックで又新たにバイキングを増やすとの事でサンプルを要求された。
この話は先月初めから有ったのだがいよいよ始まるらしく
クリニックの厨房はてんやわんやの大騒ぎらしい、とりあえず5種類のサンプルを提出し様子を見る事にした。 ここ数年出産人口も頭打ち状態、おかげで我が家の収入も減少気味。
少しでも魅力有るクリニックにとスタッフは頭が痛い事だろう。pan_1.jpg(18115 byte)

サンプル
1. セサミロール(白ゴマ、マスタード風味)
2. ソフトフランスパン(ヨーグルト風味)
3. ソフトフランスパン(黒粒胡椒&マヨネーズ風味)
4. ブリオッシュ.ブッタークーヘン(ストロイゼル)
5. ブリオッシュ.アーモンドロール(アーモンドペーストの折り込み)

7/15
昨日までの涼しさとは違い今日は本当に暑い。
昨日提出したサンプルがすべて採用との連絡、こりゃー困ったと朝から大慌て
19日夕方からのバイキング開始まで時間が無い、何を考えているんだか少し性急過ぎる。

久々に歯の検診、月1度の検診も足の故障で行けなくなり気を揉んでいた。
席に着くなりどうしたのかと訊かれる、これこれ云々でなんて話し出したら大笑いされてしまった。

tanabe氏のHPを久々に覗く、M川の魚止めを確認に遡行したとの事
それにしても平日にもかかわらず山は賑やかで早朝から一人のんびりとは行かないらしい。
過日NHKで熊の特集を放送したのが釣り人の間で話が大きく様変わりし大きくなっているらしい。
山釣りに取り付かれた我々釣り人には(山女魚、岩魚が釣れるのなら)
熊が出るなら逆に渓は静かでちょうど良い、今日は貸切だーなんてのん気に思っている連中も多いことだろうに。
熊も怖いけれどやはり単独の身にとって怖いのは一寸した油断で生じる事故、事故が一番怖い。

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足の調子も天気の様子も今日はちょうど良い、早朝山小屋から急ぎ足尾に向う。
今日はかみさんから借りた軽ワゴンにバイクを積み込みゆっくりとドライブ、早朝の日光は落ち着いていてとても好きだ。
ピカピカの神橋をカメラに収めようと信号待ちを期待してはいたがやはり無理の様、後続車にあおられてしまう。

松木川に向おうとバイクを積み込んでの釣行だったが思わずトラブル
バイクのキーが無い、差し込んでいたはずのキーだったが差し込んでない、何たる事だ。
急遽釣り場の変更、庚申川笹見木沢出合いからの本流を目指す、余り歩かなくても良いとの想いで決めたのだけれど
6時半笹見木沢出合いに到着、7時近くになってもう釣り人も来ないだろうとのんびりと朝食
正面に見える岩タバコの群生に見とれていると笹見木沢から3人の釣り師が下りてきた、内二人は挨拶も会釈無く先行者の事など気にも掛けないそぶり、 最後の一人に声を掛けると笹見木沢橋から200メートルほど上流まで行ったけれど当たりが無いので下りてきたとの事。 それにしてもこの連中はどうなっているのか、マナーも何も無い、呆れて見送った。

ゴルジュ帯が牙をめくって待っているかの様相を呈する今日の庚申川、渡渉は大変だろう。 笹見木合流点より300メートルほど上流の林道ガレ場から入渓、殆ど当たり無しで庚申7滝手前で先行者を発見、どうりでと妙に納得する。
左岸林道を目指して鹿道を頼りに急坂を上り鳥居前の広場に出る、驚いた事にワゴン車が2台止まっていた(熊谷ナンバーに群馬ナンバーの軽ワゴン) ゲート破りは厳禁、きっとパンクなんぞして今に天罰が下りるに違いない。

7滝下の200メートルほどの瀬をゆっくりと釣り上がるがやはり岩魚の気配を感じない、先行者がいたとしてもかなりの時間がたっているはずなのに 、フライを16番に変えて緩い落ち込みの白泡脇に打ち込む、
音も無く毛鉤は吸い込まれ手元に重い岩魚の感触、弓なりに曲がった4番ロッドは以下にも大物を演じ切っている。717_iwana.jpg(28640 byte)
釣れたのは24センチほどの雄の岩魚、ファイトに疲れたのか暫らくは足元にひっくり返りその後姿を消した。

午前11時過ぎ納竿、岩タバコを摘みラーメンの具材にする、ポットを沸かしコーヒーを点て
のんびりと川原で過ごす日々の鬱とした感慨はこの瞬間吹き飛ぶ、ア〜今日は最高だ。
林道を下り笹見木沢に入渓、のんびりと1時間ほど釣り上がり雲行きが怪しいので納竿、笹見木沢下流では場荒れが激しくてしかもゴミの放棄がひどい、 自分の出したゴミぐらいは持って帰って貰いたいものだ。
卑しい心では山ノ神も褒美をくれないだろうに、せっかくの澄んだ環境を少しも汚さず清清しく去りたいものだ。
林道には季節の花が咲き又実を生らしいろいろな感動を与えてくれる、足を淀めその都度目をくれたらきっと山の釣りはもっと楽しいだろうに、717_kokuwa.jpg(20298 byte)サル梨の野性の実がたわわに生っていた。

7/19
焼きリンゴをたっぷりと包み込んだパンが欲しい、そんな注文が入り何とか焼成する。719_pan.jpg(20852 byte)
今回は特に1斤型での焼成、表面塩生地で固め中生地は甘めのブリオッシュ、ベッコウ色に焼いたリンゴにシナモンを効かせ たイタリア風のパン、注文個数15斤也。

今日からクリニックのバイキングが新装開店、焼きたてのパンを18時前に届ける、厨房では既にてんてこ舞い、こりゃ暫らく大変だ。

7/20
昨日は朝夕のバイキング用の仕込みに追われしかも特注のパンが入り我が家も少しばかり大変だった。 週全半のバイキングは今朝で終わり、少しは気持ちが楽になる。
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最近ではこの辺りで余り見かけなくなった白小鳩がツガイで仲良く餌をついばんでいた、
白小鳩の鳴き声はまるで猫の様に ミャーミャーと無くのだがはじめて聞いた時はほんとに驚いた。

7/24
銅公園駐車場に着いたのは6時も回り既に満車状態、バイクを下ろしていると近くにいた60過ぎの釣り人が声をかけて来た。
724_matuki.jpg(19840 byte) 今日の釣りはもうだめだよ、松木の方に車が数台入りそのほか数人が方々に行ったよ、おじさんはどこへはいるのと効くと松木の奥に仲間と3にんで入るとの事。
なにか話しがおかしいのでいいかげんに聞き流し大ナギ沢までバイクを飛ばす、大ナギ沢手前の広場にはおじさんの言うとうり3台の車が駐車していて只がっかり。
この時間帯に来たのだからしかた無いにしてもゲートを開けて他県ナンバーが入渓するのは一寸変だ思い釣りの準備に取り掛かる。

足の調子は完全とはいかないまでもだらだらと瀬を釣るのには問題ない、今回は4番堰堤まで遡行する事に決めていた。
7時も回り瀬はキラキラと輝いてとても綺麗だが今回の水量は前回とは大違い、偏光グラスを忘れた、今更遅いけれど山女魚の姿のなんと多いことか。
この数年岩魚とばかり遊んでいたせいか山女魚の出はほんとに素早くて悔しい思いばかり。
2番堰堤の下まで何とか山女魚4尾岩魚1尾を拾い上げ全てリリース、瀬から踊りだす山女魚は全て24センチクラスの良型、若干餌が少ないのか少しばかり腹がへっこみ痩せ気味なのが気にかかる。yamo.jpg(27154 byte) 2番堰堤上流から3番堰堤下まではジャンダルムの黒い崖下をだらだら歩くだけで堰堤下までは魅力に欠ける、3番堰堤の崩壊は著しくて恐ろしいほどだ。
3番堰堤から4番堰堤までの区間は変化にとみ山女魚がとても賑やか、もう少し水量が少なければとほんとに思った。

4番堰堤近くの緩やかなプールで合わせた瞬間これは大山女魚に違いない、そんな引きを味わったのも束の間、こうし切れず上がってきた山女魚が大暴れ 思わず竿を放り投げ押さえ込んでは見たけれど後の祭り、胸ビレ近くに擦れで掛かった山女魚の引きは4番ロッドを手元からのし上げ小気味良いくらいだった。

4番堰堤上流から5番堰堤下まで
のんびりした瀬の釣りから少しは変化が欲しい、相変わらず水量も多く渡渉も大変だけれど山女魚の引きは変わりもしないし天気も良い、下流の大ナギ沢方面にガスが沸き何か雲行きも怪しいかな。
そんな感じで5番堰堤下まで 来てしまった、5番堰堤は上部が2段になっていていずれも当たり無し、のんびりと昼食を取り時間を確かめると2時過ぎだった。

林道によじ登り大ナギ沢まで引き返しお茶にしていたら20数人の団体がぞろぞろと下山してきて驚く、後方の人に訊いたらなんと本流再奥の滝を見に遡行したとの事 、これでは早々に入渓した釣り人はたまった者じゃない、イヤー驚いた。

7/31
昨日の豪雨のせいで川は増水気味
気温18度、公園駐車場には一番乗り他には誰もいず少しだけ気抜けする。

午前5時地元の釣り人が松木を目指してバイクで進んでいくのを見届け
準備を終えて出発、案の定普段水量のない松木の下流部も相当な勢いで流れていて
今日は釣りになるのかと少し不安、まして午後から今日も天候不順のようだし。

今日はどうしても
731_nita.jpg(26862 byte) 覗いて見たかったn沢のスリットダムを目指す、林道にはバイクの車輪跡も人の歩いた形跡も無く気分爽快。
苔むした林道の側壁に感心しながら浮石にハンドルを取られぬように慎重に走る、
時折鹿の親子が闖入者に驚き駆け出すのを見ておはようと声を掛ける。

初めての沢、初めての林道、何もかにもが新鮮、久々の感動、
九十九折の道を過ぎるとスリットダムはもう目の前、僅かな走行時間で着いてしまった、
ダム前の広場には水溜りが出来スリットから流れ出す水は勢いを増して下流に流れ込んでいた。

気になるのは本山方向に掛かる黒い雲、
沢の上流は薄い雲に覆われながらも少しだけ青空が覗けるそんな状態、
とりあえずスリットを通過する、水深は凡そ25センチほど、しかし流れは急だ。
平水時の事を考えながら少し暗い沢に踏み込む、綺麗な淵に綺麗な水、思わず竿を振りたくなるような
衝動に駆られるが右岸左岸と進み左岸方向からの滝に出会う。
シャワーくらいの水量ならどうと言うことも無いのだが余りの飛沫にその下を通過するのは困難
暫らく考えた挙句今日は此処で撤退と決める、遡行時間は僅か10分以下にも残念。

下降中先ほどから気になっていた本山方向に掛かる黒い雲が広がり薄暗さも増して
濡れた沢はいよいよ不気味で不安になる、しっかりとついた踏み跡を辿りながらも目を凝らすと
山肌にびっしりと付いたウワバミ草を発見(山菜のミズ)
嬉しくなって太いところを選り分け土産にする。

スリットダムを後にして数分林道を下ると2人の釣り人と出会い情報交換、
此処まで歩いてどのくらいかと訊くと1時間半位かと返してきた。
事情を話し気を付けてと返し別れる、2人でも今日の沢は危険な気もするが二人はこの沢には慣れているのだろうか。

途中にバイクを止め井戸沢の大堰堤上部に下り釣り上がる。
明るくてとても綺麗な沢だ、昨夜の雨で釣り人の足跡も消え鹿の足跡だらけ
警戒するのか恐ろしく高い声が響く、ダム護岸の草地を下降中気になるのは熊の事
高い草丈に隠れ不意の出会いだけはごめんだ、
石を投げ飛ばし木を鳴らし下り立った瀬には毛鉤の一打ちで反応する山女魚が待っていた。
少し痛み出した右足を庇いながら遡行すると適度な落ち込みの繰り返し、山女魚は
どこでも反応し飽きさせない、今日は本当に山女魚日より。
10時過ぎ上空を覆った黒雲も取れ焼け付く様な日差しを避け沢床の砂利に腰を下ろしコーヒータイム、
蝉時雨の中コーヒーと洒落込むつもりが肝心のそれが無い、仕方なく味気ないミルクだけのお茶になってしまった。731_yamo.jpg(25155 byte)
何時もしている事が出来ないのは何とも悔しい。

2段構えの大堰堤、右岸落ち込みに毛鉤を打ち込むとゆったりと出た尺上の山女魚に気を良くしこの大堰堤を越える。
堰堤上流もやはり山女魚ばかり、トンと岩魚の姿が見えない、出たのは一尾だけ、岩魚の魚卵放流は無いのだろうか。
ヒットする山女魚の中に一段と鮮やかな魚体が数回有った、少しだけ紫が鮮やかで口元も細く尖り尾も太い。
気にはなるが全てリリース、雄か雌かの違いだと思うが次回は魚篭持参出来てみよう。
1時半九十九折れ下の堰堤下到着、スリットダムの下方で新しい堰堤のせいか水が臭い、
少しは水も引けたのか、平水事の事が分からない、朝と違い岩をかむ流れも少しはおとなしい様だ。
スリットダムの上方を眺めながら遅い昼食を取る、
今朝方の2人連れは良い釣りを楽しんでいるだろうか、
山並みに目を凝らしながらそんな事を考え痛み出した足首を回していた。


8/21
暑いばかりの8月、何とかして欲しい、そうは言っても何ともなるもので無し。
お盆をはさんでパン工場はふる稼働、クーラーも効かず汗が滴り落ちてくる。
納品時間やら品物の変更でこの夏は例年のように午前中の仕事で午後から休みと言うパタンが崩れ忙しいの何の 暑さと忙しいのは嫌いだ、ほんとに。

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今月初めての釣行、先月撤退したn沢に向う。
スリットダムには6時到着、途中自転車が1台井戸沢ダムの上流に有った、この先誰も入ないだろうとほくそえんだが そうはいかず先行者の足跡がくっきりと川原に残り肩を落とす。
水量は先月撤退したときのほぼ半分以下、左岸から落ち込む滝の水量もシャワー程度、この沢の水色は本当に美しい。 磨かれた御影石の色をそのままに写しているかのようで見とれてしまう。

先行者との距離は岩に残る足跡から近いだろうと思い先を急いだ、先月は両岸に咲き誇ったリョウブの花が山全体に香りヒグラシが時間を問わず鳴き続け 真夏の渓を満喫で来た。
今日はどうだろう、岩を噛む流れの脇にはひっそりと秋の花大文字草が咲き岩沙参が飛沫に打たれ既に秋そのものではないか。
右岸左岸と目に焼き付けるようにのんびり遡行するが先行者のせいか岩魚の走る気配が無い、スリットダムから1時間半ほどして821_ninjin.jpg(27157 byte) 先行者と出会う、そうと驚かさないように近づき声をかける、よほど驚いたのかのけぞるようにウおーと声を出しのけぞっていた。
明るく開けた流れの前方に大岩の岩峰がそそり立ち樹林に覆われ暗い流れが続くと左岸から滝を掛ける沢が合流しその前方には階段状の滝がものすごい落差で落ちていた。

たまたま一緒になった同行者と渓の様子に感嘆し千島笹の生い茂る右岸を高巻き安堵する、若い同行者の足には到底追いつけず聞こえるわけも無いが独りおじさんは疲れたよとうなってしまった。
滝上、同行者に初めての当たり、伸されたテンカラ竿には朱色の岩魚
薄暗い渓谷にその朱色の岩魚は異彩を放ち 其処だけが明るく原色に輝いて見えた。
朱色に輝く岩魚との出会いに喜び愛しむかのようにリリースした同行者のマナーに感心し味わった事の無い感激を覚えた。
写真も取れたと同行者は下山し私は苔に覆われた細流を詰め魚止めまで遡行する、 二俣左岸が本流と思われる所まで辿り、このまま大倉尾根までと思ったが12時を過ぎ足の調子もと考えると億劫になり下山。
821_iwana.jpg(27275 byte) 821_sudou.jpg(25207 byte)
(カメラに収めるsudou氏)
午後2時半過ぎスリットダム到着、久々の源流帯5月に痛めた足首は悲鳴を上げ笑っていた、銅親水公園到着3時、前橋からの釣り人は帰路子供達が川原で凡そ40センチも有ろうかと言う山女魚をヤスで付いたのを見て たまげた、たまげたと言い
桐生のおじさんは岩魚は釣れ無いけれどと拾ってきた角の付いた鹿の頭蓋を見せ喜んでいた。

8/31
夕方の銅親水公園を目指して今日はいそいそと仕事をかたずける。 夕方5時半到着、50号線バイパスは相当な混雑ほぼ毎日がこんな常態か。

公園には夕方のせいか車も2台残っているのみ
今夜はここに仮の宿、急いでロッドを繋ぎサンダル履きのまま橋の上からわずかなポイントを探し フライを打つ、数投目で山女魚のおお当たり、のされて瀬に立ち込みしばし山女魚とのやり取りを楽しむ。 日中は見向きもしないこんなチャラ瀬、日没のわずかな時間だが魚のライズで川面は賑やかだ。 6時半も回り完全に夕闇に閉ざされ瀬を後にする、831_yoru.jpg(20452 byte)
車の脇にテーブル、椅子と並べ今夜は独り堰堤を落下する水音と同化する。

9/1
夜中2度ほど目を覚ますが公園駐車場には私の車だけ、
早朝4時起き出してコーヒーを点て未だ暗い中いそいそと準備する、5時林道をバイクで大ナギ沢まで走る。 さすがこの時間だと少し肌寒い。

最終堰堤までのんびりと歩く、風も無く時折鹿の高い鳴き声が山肌に響き
歩を止め見渡すと川原に屯する姿が見え 朝日を帯びて山肌が朱に輝くこの時間が好きだ、
若い頃足を運んだ北アルプスの稜線にも似て松木のこの林道は一時今を忘れさせてくれる。
時が既に過ぎたのか岩肌を掠めるイワツバメの姿も無く静寂そのもの、川上から吹き抜ける風は少し冷たく もう既に秋なんだと教えてくれる。901_3matuki.jpg(21102 byte)
今日のポイントは**沢、本流はこの間の台風のせいなのか流れが変わり若干水量も多い、
6時、最終堰堤を越し出合い付近で朝食、 のんびりとコーヒーを点て30分も川原で過ごす、足跡が少ないのはこの数日は入渓者いない証拠なのか、 先ずは本流、押し返される水流に毛鉤は弄ばれながらもやがて岩魚がヒット、わずかな距離で数尾の当たり 岩魚の活性は高くこのまま本流を進もうかと思いながら**沢に入渓、未だ朝日の差し込まない出会いのゴルジュに少し不安を 覚えながら慎重に滑滝を直登、
暗いせいか水流がものすごく怖い、 ナメを過ぎ凡そ2メートルの庇を抱えた滝、5月には有ったはずのトラロープも無く仕方なく少し下がり右岸のガリーを辿り 滝上に出た、ぼろぼろの岩肌は足元から崩れ帰路を思うと少し不安になる。
滝上にはキャンプ跡が残り燃えかすの中にはペットボトルが数本、せっかくの沢でゴミを目にするのは悲しい。
水流は激しく思うように毛鉤を打つ事が出来ない、右岸ガレ場付近までは岩魚の音もなくどうしたのだろうと不安に駆られた。
平らに削られた流木に腰を掛けどーせ今日は貸し切り時間も未だ8時半前、のんびりと何時もの様に過ごそうと決め込み901_2matuki.jpg(18174 byte) カメラを取り出し又コーヒーを沸かしその場で1時間ほどのんびり過ごしてしまった。
殆ど足跡も無く、流れから数メートルも上方に流木が掛かり曇り空や雨天なら決して近づく事を許さないようなそんな意思表示にも 問えるようなこの**沢の状況、水面に浮いたトンボを目がけ白泡の中から岩魚が飛び出し銜えてしまった。
見事なもんだとしきりに感心しながらトンボを捕まえ羽をむしり白泡の中に流して見た。
するとやはり水面に大きな穴が開きトンボは遭えなく岩魚の腹の中、岩魚はいるじゃないか、サー頑張るぞと腰を上げた。

陽も高くなりジリジリと焼きつくような日差しに悩まされながらも上流に行くに従い 岩魚の活性は高く丸々と太った良型の岩魚ばかりがロッドを絞る、久々に山釣りを堪能、ポイントごとに良型の岩魚が入り 左岸から落ち込む急峻な滝に目を奪われながらも上方には魚止めを確認するまでも無く釣り場が続き時間を忘れてしまうかのよう。
下流に目をやるとものすごい高低差、帰りを不安に思いこの辺りが魚止めかと判断し帰路に着く。901_matuki.jpg(29830 byte) 右岸に鹿道を見つけそれを辿ると簡単に二俣まで戻れ松木本流に下りたのは午後1時半。 朝よりは若干水流も落ち着き、水音にも慣れたせいか不安も無く無事滑滝を下降する事が出来た。
日陰を探し川原でまどろんでいると突然後ろから声をかけられ驚く、
この沢に入ったんですかと。
いろいろ訊かれるが応えようが無く困ってしまう、年のころは私と変わらないようだが?
今度の日曜この沢に友達3人とで入る予定だけれど道は無いんですか、やはり直登するしかないんですか?
いつもは那珂川の上流で遊ぶんです、 私は只そうですかと応えるのみでやはり困ってしまいこういう沢は初めてですか?と
訊いた、相手は口ごもり反応が無かったので
滑滝がとても危険だからと言いそれ以上は応えなかった。
大ナギ沢まで結局その人と道行きを一緒にし撮りたかった富士アザミの花、とうとう写しずまい。
禁漁までにはもう一度、撮りそこなったアザミの姿を見たい、もう一度来よう。
銅親水公園に着いたのは3時、パジェロが隣に止まりもしやと思ったら案の定T氏の車だった。



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