モミジ尾根から社山、阿世潟峠そして足尾銅親水公園まで・・・・・
中禅寺湖南岸尾根を2泊の予定でのんびり縦走する事に・・!。
足尾銅親水公園駐車場→松木沢6号堰堤→モミジ尾根→国境平→三俣山→黒檜岳→社山→阿是潟峠→駐車場
計画・・1
釜の沢左俣からダイレクトにカモシカ平に上がる。
計画・・2
釜の沢左俣から国境平に延びる尾根を進む。
計画・・3
素直にニゴリ沢からの正規ルートを進む
数年前の夏、
釜の沢右俣を詰め上がり釜4峰(1736m)直下まで行った事があり釜底から眺めるそ景観に
びっくりしたものだ、
その後釜の沢右隣を流れる大楢木沢を遡行、釜1峰の岩峰を見上げる辺りまで登りつめながらも残念ながら
ガスに巻かれ撤退。
今回は独り気楽な縦走、深山での一人旅を堪能しようと2泊を予定。
10月18日、午前5時半足尾銅親水公園から釜の沢を目指す。駐車場には1台のパジェロが駐車中だが人の気配無し。
のんびりと久々の松木渓谷を左に見下ろしながら進行、それにしてもひどい状態、後数年もしないうちに道方はしっかりと
消えうせ元の姿に還元・・・ってか!。
6号堰堤を越えると三沢、小足沢が左岸から合流、流れ出した土石の多さに此処で又びっくり・・・
その前に6号堰堤下のウメコバ沢出合では、水流が全く伏流してしまい乾いた川原にこんなものかと立ち尽くす。
おかげさまで渡渉することなく6号堰堤まで来たのだがやはりそこはそこ、濡れずに済むわけがなかった。
釜の沢、初夏
釜の沢にて・・
左岸から合流する2つの沢を見送り暫らく行くとやはり左岸からスダレ状の滝をなし合流するのが大楢木沢。
併し大楢木沢はそのスダレ状の滝の隣(向って左側の小沢)が本流でスダレ状の滝は分流、大楢木沢そのものには顕著
な滝もなく右岸尾根を登るよりははるかに歩きやすい。
春蝉のけたたましい鳴き声に埋もれながら、釜1峰直下まで遡行したのが懐かしい・・。
以前この場所には赤ペンキの→マークが尾根方向を指していたが・・今回は無かったような。
赤い大岩の転がる本流を上流に向うと本流左岸の大ナギが今にも遡行者に圧しかかるかのようで空恐ろしい。
ようやくはっきりと姿をあらわした皇海山の山容がいよいよ距離を感じさせ疲れるところだ。
併しこの日は天気も眺めも良くて
緩い流れに溜まった赤や黄の木の葉が深い秋を眩しく感じさせ楽しかった。
釜の沢に入り込む。
釜の沢は上下二段の滝が本流に、滝の左岸を慎重に登る。
何せ今日は沢靴ではない、滑って足でもぶつけようものならハイそれまで・・・
淀みには尾を隠した岩魚がしのび、日向には落ち葉のここちよい香りが匂う。
釣期の終わった流れの中に岩魚の遊ぶのを見て、何とも心を惹かれるのは渓流師の悲しい定めか・・・・ふと思った。
二俣手前で左足に異変、完治したとばかり思っていた左膝が又ぞろ痛みだす。
どうにもやはり60リッターのザックを背負い流れを渉るのには無理が懸かるようで・・此処で釜の沢からの縦走を断念。
前回の遡行では・・釜の沢右俣4峰3峰の直下まで、滝らしい滝は無かった。
・・・左俣は今回初めて行くはずだったが、カモシカ平の水場まで行けるらしい、ただ残念。
濁沢から国境平へ
ゴケナギ沢を見送り広い磧を本流右岸よりに行くと、
ニゴリ小屋への上がり口が細い筋になって見られる。
尤も今では獣道なのかそれさえも判別できぬほどの細い筋では有るが、
少し急なその道を辿ると白い砂の狭い台地になり
その先には小屋への案内が付いているのだが・・それはやはり知る人が知るで良いのだろう。
たまに利用する山仲間によると綺麗に清掃され今は、中々心地好い小屋になっているそうだ。
出合いから3mほどの滝近くまでの平凡な磧を行く、F1近くになると流れは白濁しまさに濁沢。見上げるとモミジ尾根全体が紅葉の真っ盛り・・・
黄に染まる葉が少ないようだ。
左岸、国境平への登山道取り付きには赤テープの目印が、申し訳程度についた目印の脇で登山靴に履き替える。
(最初の滝はこの場所から見える、案内書によると5mほどの滝とか・・)
急な斜面、電光形に付いた心細い道を急登する。(目印は以前来たときより少ないような感じがした。)
やがて傾斜も緩み赤と黄色の目印が紅葉した楓の林の中に、野ブドウの蔓を引っ張り久々に強烈な酸味を味わった・・・。
この辺り迷いやすい、進行右側には獣道、左は濁沢に落ち込んでいる。進路は直進、ススキの中を突っ切る感じ。
右側に付いた獣道を辿ると国境平に延びる尾根の下部に出るわけだが当然進んでしまっても全く問題なし・・・・
ところでこの場所までは当初、釜の沢左俣から左俣右岸に上がり目指す予定であった。(地形図を眺めて未だに後悔しきり・・・誠に残念。)
尾根に出ると紅葉した皇海山の東斜面や中倉尾根がほんとに艶やかで、溜息が出るほどの眺めだった。
尾根は西に、笹原の中細い踏み跡を辿り国境平への進路を示すトラロープに出合う。
(正面には日向山、釜1峰の直立した岩峰を傍観、後方には松木渓谷を俯瞰する)
少し深い笹やぶをロープづたいに右側に斜上すると、おそらく防火帯だろうか・・・
落葉松の林が切り開かれたような場所に出る(12時47分着)。(前回は風を避ける為この場所でキャンプした)
国境平(両毛国境主稜線)の稜線上は笹も切れ気持ちの良い場所だ、水場案内の標識の下にザックを下ろし水汲みに笹原を下る。
給水できない場合は山旅もこれで終わり・・・少し不安な気持ちで5分ほどまっすぐに下ると窪に出合いチョロチョロ乍も水流が有った。
山友達に貰らったナップザックに7リッターの水を(2Lのペットボトル×3、外1リットルのアルミボトル1本)押し込み
ゼ〜ゼ〜言いながら稜線に戻る、
当然の如く重量の増えたザックは、あ〜やたら重い・・・・・
行動食のSOYJOYを2本、モソモソした食感だが、案外といけるし好きである。時間は未だ13時過ぎ、カモシカ平まで足を伸ばす事に。
重量の増えたザックが重い、肩に食い込む。
国境平から正面の日向山(1695m)を2時48分通過、石榑と白い砂、落葉松の若木に覆われた
山頂から笹藪右側についた踏み跡を辿りカモシカ平へ3時過ぎ着。
カモシカ平にて
重たいザックを放り投げ落葉松と白砂の中ポッカリと開いたその鞍部を歩き回る。
都合の良いテン場は何処ダ〜、気持ちのよいテン場は何処ダ〜。
カモシカ平の南斜面は釜の沢、濁沢方面への急斜面、中倉尾根やその奥の鋸山が青い空に綺麗なシルエットで映え
皇海山を一段と高く押し上げる。
唐松の樹林に隠れていなければ押しつぶされ息苦しく感じた。
急ぎテントを張り薪を集め持参のウイスキーで一人乾杯・・・・誰かいるかなと思ったがさすがに平日・・誰も居らんし誰も通らない。
今夜の我が家の周りには引っ越して行った人の置忘れが有り何だか人臭い。
鍋底20センチほどのステンレス鍋一つ、ステンのカップ1個、焼肉用のステンレス・トング1個。
ま〜その他、ゴミ等の散乱は無いだけに少し残念な気もするが・・併し何だかな〜
夕方、東側の太平山(松木山)1959mをガスが包む。楽園の侵入者を警戒する鹿の鳴き声が無風の国境尾根に響き渡る。
MSRのこうるさい燃焼音が明日の晴天を伝えるラジオアナウンサーの声をかき消す、ドライフードに注ぐ湯の蒸気が白く際立つ。
500ミリペットに持参したホワイトホースは見る見る減ってしまい、暫らくぶりの焚き火を楽しんだ。
夜半、時折テントに何かが降り注ぐ音で起こされ、覗いて見れば国境平の真上にはかけた月が
煌々と落葉松と白い砂地の尾根を照らしてた。夜は夜で何とも良いもんだと改めて思った。
三俣山まで
テン場を朝7時に出発。
カモシカ平の水場を確認。テン場を南に少し下った樺の根元から些細な水流が出来ていて
それは釜の沢左俣源流とのことだ。
とりあえずの小ピークに挑む(1691m)思ったよりザックが応える、急坂に矮小な笹藪。
頂上部はやはり白い砂地に落葉松の若木に被われそのまま尾根の右側を行く、正面にはまたもや小ピーク。
釜5峰のうちどの辺りを歩いているのか地図と高度計を眺めるが何とも・・・判然としない。
地形図上の1736m頂上だろうか、コメツガの尾根に上がると何か青いシート状のものが見えた。近くによるとそれは放置され
朽ちてしまったテントの残骸だった。
稜線の東側が大きく切れ落ちた懸崖、釜の沢の源頭部にそって細い登山道を行く。
落葉松の黄色く染まった姿形とは異なり白樺
は見事に葉を落とし白い樹皮は朝日に輝いてのびのびと綺麗だった。
行く手を塞ぐ唐松の枝が煩わしい、横に膨らんだザックでは歩く事も難儀、泣きたくなる事だろう。
釜の沢を俯瞰すると懸崖の中、紅葉が一段と艶やかで正面の中倉尾根の荒涼とした姿が際立って見える・・・。
釜1峰(1827m)の荒々しく屹立した岩尾根が行く手を塞ぐように聳える、膝丈ほどの笹藪の急な斜面を尾根に登り
三俣山方面の標識に沿って進む。
笹藪を登ったり下ったり左手にはおそらく峯山や三ヶ峰山だろう・・?が綺麗に見えた。
晴れてればこその藪尾根、乾いた藪はさほど気にもならないがそれにしても三俣山までの藪はひどい。
夏などは到底来たいなどと思うまい、虫の居ないこの季節だからこそだ。
行動中の水分補給に1g用意したが、夏などは到底無理。ん〜それにしてもやはり荷が重い・・・。
上り下りの高低はさほど無い、標識もやぶの中しっかりとついて地図読みも三俣山までは気にしなくて良い、
1960mの山頂からの分岐は少し戸惑ってしまった。
山頂尾根の意外と広い事、太い倒木が踏み場も無いほどに行く手を塞いでいて目印が少ない。
GPSと地形図を睨めっこしながら東のシゲト山方面に向う・・・・10:45三俣山(藪に被われた山頂で景色は悪い)
大ナラキの頭付近 | 急な笹尾根を下る |
|
|
三ヶ峰・・? | 山頂 |
|
|
シゲト山から黒檜岳へ
ひどい倒木の尾根からまたぞろ笹藪の尾根道を行く。
小ピークを越えると尾根を40mほど下り次ぎのピークが待っている。
最初のピークの右斜面には小足沢の深い切れ込みが、
地形図で見ると正面にはオロ山が見える様だがあいにく中倉尾根には薄いガスがかかり
見えなかった。それにしても小足沢に落ち込む笹藪は見事に綺麗だ。
太平山南稜 | 三沢左俣 |
|
|
40mほど下ると次ぎのピークが(1926m)待ち受けていて鞍部からはいきなりの急登。
足場の悪い砂地の登りから岩場の懸崖、雨の日などは恐ろしいほどの上り下りだ。
足場が狭く岩場を登ると矮小な笹が数メートル
続き深藪となるのだが、下りの場合はザイルで確保したほうが安全かも・・・・・
変わらず笹尾根を登ったり下ったり暫らく行くと石祠が忽然と目の前に、祠の中には神体が残っており西方面をじっと見つめていた。
石の祠を過ぎて尾根を南方向に行ってしまい危うく三沢の方向に・・
この場所は三沢から上がってくる南尾根が交差、進路は左方面。良く見ると赤テープの目印が所々に・・・・
戻り返し尾根を東に行くとシゲト山(1835m)の山名版が付く頂上に13;15着、疲れた〜
湿ったシゲト山の山頂でタバコを一本吸い一休み、次は地形図上の1919mのピークへ。
赤テープとリボンの案内で見通しの悪い尾根を行くが途中から見える太平山の大きさに驚く。
1835mのピーク2:19着、乾いた尾根、まるでマツタケでも出てそうなそんな感じの尾根だが何もなし。
此処からはまるで見通しが利かない、ピークを下ると広い鞍部になっていてピンクのリボンが2本ひらめいていた。
そのままリボンに導かれて右方向に下れば何事もなかったのだが・・・・・いやはや・・とほほ。
何と言うことか、西の湖の南岸中山方面に下る尾根に入り込み危ういところだった(1919mのピークを下る)。
良く見ればなんと言うこともなかったのにな〜・・。
おかしい、おかしい変だと思い1835mのピーク東肩まで戻り返し地形図を広げGPSで確認、
先ほどのリボンの所まで行きその先を覗くと
何のことは無い隠れていた黒檜岳へ延びる尾根がピンクのリボンをアヤドリに続いてるじゃないの・・・・・クソ・・・・
シゲト山 | 太平山 |
|
|
///////////
不安になり戻り返した1835m東肩地点で時間は既に午後3時、えい〜ママヨ・・・・
今日はここで泊まっちゃオ〜・・・・とか何とか思いザックを下ろし整地するのだが、なんとも諦めが悪い。
・・・・・・・ 黒檜岳・・・すぐそこだから・・・行っちゃうべ〜とやおら腰を上げた。
黒檜岳への道は1835mのピーク東肩を下り、広い鞍部を右方向に緩く下って行くのだがまさかそれが尾根とはいささかも気が付かなかった。
午後3時過ぎの傾いた日差しが黒い森の中に差し込む。
何とか時間切れにならないようにと願いホヒホヒ・・ゼ〜ゼ〜しながら
重くなった足を進めたら、目に飛び込んで来たのは雨量観測の鉄塔、15:46分だった。
黒檜岳雨量測候所からみるシゲト山、三俣山方面 |
それにしても暗い森だった、時間切れの時は檜だか落葉松だか良く判んない・薄暗いあの尾根で一夜を明かす事になったのか・・・
鉄塔からは明瞭な踏み跡が黒檜岳と2枚の山名版の下まで・・・・・・
落ち葉で埋まったふわふわの山頂が今夜のテン場に決定、少々風が気になるが・ま〜良いだろうー。
ザックを下ろすなりいきなり胃袋が反乱した、思いっきり突き上げる苦しさに耐えかねて黒檜山頂に寝っころがる・・・・・・・
行動食のSOYJOY2本・飴玉2個と水のみの歩行・・・ま〜これでは胃袋も反抗してあたりまえか・・とか思いつつテントを準備。
あ〜〜〜コーヒーが美味い、テントから首だけ出して湯を注ぎ翌朝の朝飯の準備(アルファマイのワカメ御飯)をする。
今朝はやはりアルファ米に朝カレーだったが、何とか夕方までのりきったのだから山での食事なんてものはこんな物で良いのだ。
昨夜はホワイトホースで・今夜は久米仙(沖縄の泡盛)を飲み干そうか・・
つまみのケンサキイカをかじりながらカップに注いでいると真っ暗な山頂にフクロウの鳴き声が響いた。
6時過ぎに一旦就寝、ところが7時半過ぎ寒さと小用で目が覚める。
テントを出ると北側になにやら灯りがちらほら・・で何処の灯りかと思い地図を広げて見た。
それは中禅寺湖の北岸辺りからのものらしく、納得するともう一度見たくなり裸足のまま灯りの方向に大声を張り上げた。
この時間、真っ暗な黒檜岳の山頂から大声で呼ばれているなどと、いやいや・・・・
逃げ出す熊がいても湖畔の人が手を振るような事は・・・無いわな〜
自分にあきれて又酒盛りを始めたら9時過ぎまで起きてしまった。
広い黒檜岳の山頂 | 山名版の下はふかふかのテン場だった |
|
|
社山から阿是潟峠へ
夜露に濡れることなくテントを収容、黒檜岳を7時出発。
最後の水2gを小分けする、軽くなったザックがなんとも嬉しいのだが今日で下界に・・と思うと何か辛い。
飲み干すはずの泡盛もペットに半分残ってしまったが・・・今夜もどこかで泊まるかな〜等等。
黒檜岳山頂を後にする、賑やかなテープ類が煩わしい。
暫らく行くと・・アレェー。
黒檜山頂の山名版が又ついていた、山頂は2箇所あるのかなァ・などと不思議に感じながら社山への分岐を行く。
昨日の尾根とはまるで違う、うっとうしいほどの赤やシロ、ピンクや黄色のテープ類が間隔を置かずに・・いまいましい。
が、併し・・ふみ後はしっかりしているが前方は暗い森、晴れてればこそのいまいましさかも知れない、これがガスって居たら・・・!。
おびただしいほどの目印がどんなに心強い事か・・・ん・ん・多分そうだろうよ・きっと・・・なっとく・・!。
社山、黒檜岳の分岐に30分ほどでついてしまった、広い笹原の斜面、東南側には足尾の荒々しい山並みが朝日に光っていた。
此処で迷う、いや迷ったのは太平山に行くかどうかでだが・・けっきょくやめ。
太平山は次回にまわそう。
里が近くなったらやおら頭の中に炸裂する音が・・・プシュ・プシューと缶ビールのプルトップを空ける音が・・・・・・
太平山への分岐に背を向け朝日を浴び銀色に光る笹原の道を下る、それにしても今日の笹原はキレイダ・・・
朝起きてかみさんにお世辞を言ってるかのような・・・そんな感じもしなくは無いが・・へへへ・・・
黒檜岳分岐からは社山まで下る一方だから笹がどんなに深くても、気にしなくてよろしい、楽勝楽勝。
とは言うものの足尾側の景色が余りにも綺麗で腰を下ろし眺めいった、1926m地点7:43頃。
社山に男体山がいよいよ近くに見える、左側を覗くとしっかりと葉を落とした白樺の林の向こうに中禅寺湖が、
1816mピークを8:47分通過。
1792mピークを9:27分通過、1749m社山分岐(目前に社山)を下る落葉松の紅葉が際立つ。
とんでもない斜面だが笹を分け茸を探す、ハナイグチでも有ればな〜なんて探しまくるが何もなし・・・ばか・!。
10:18分社山山頂・1826.6m、分岐の辺りで人の声が聞こえたけれど、山頂には誰も居なかった・・・・・が併し。
山頂についた山名版の多さにびっくり、記念に取り付けするのだろうが迷惑なものだと思った。
ザックを下ろし食事にしようかと思ったら何のことは無い、あっと言う間に山頂はおばさん登山家の憩いの場に様変わり・・。
たまらず逃げるように下山、ナルシスト的に感動していた先ほどまでの時間がまるでバカみたいda・・・アホくさ!。
途中すこぶる景色の良い場所で山ガール・・?に記念撮影を一押ししてもらう。
阿是潟峠着(1417m)11:39分
峠を下り足尾の三川ダム銅親水公園駐車場13:57分着
九蔵沢沿いの道をテクテク、20数年前とは随分な様変わりに驚いた。
間断なく続く堰堤工事に言いようの無い空しさを感じたが仕方の無いことなんだろうか・・・
沢沿いに実ったヤマブドウを袋一杯に詰め込んでの下山、工事の人以外は誰とも会わず、やはり足尾の山は静かでよろしい・・・
2011年10月18日から20日、縦走
Pot belly index
Copyright(C)2002 mikan all rights reserved