3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
08/1-30(水曜日)
16:30頃ミカンが永眠。
余りの寂しさに何とも堪え切れず3月2日(日曜日)川越のペットショップから
オスのシェパードを購入、本年1月3日誕生、毛色はブラックタン、少しヤセ気味で
ほんの少しだけブルーの目を持った登録名不詳のやんちゃなチビ。
ミカンの死で一番しょげ返っていた母親が大喜び、これから又始まる子育ての大騒動を
楽しんでいるようで何とも不安でもある。
3/5(水曜日)
ミカンが隠れてから丁度一月目の最初の水曜日、本当に早いものだ。
そして新たに仲間入りしたチビ助の雄犬で名はリコ、
ケージのドアを開けるや否や擦り寄るように甘えて来た、今日になって漸くである。
生後60日にして未だ耳の垂れたチビ助、今回のリコはどんな環境で生まれたものなのか
ショップでの取り扱いはどんな状態だったのか、全て疑問だらけでもある。
真っ黒な幼毛に被われたその姿は大きく育つであろう太くて頑丈そうな両手足に将来の姿を
予見できる、まるでウサギのように飛びながら駆け廻る、ほんとに可愛い。
3/8(土曜日)
昨日から家人の姿を探し回るようになる、漸く環境に慣れてきたのかそれにしても特徴でもある。
シェパード犬のその耳は未だかわいく垂れていて走り回るたびに揺れる。
7日目の今日おとなしく私の膝の中に納まり手足を拭かせるようになった、しっとりと重く柔らかく
ビロードのような幼毛は艶やかで輝いている。
驚いたことに台所に転がして置いた大根をかじりだした、まるで錐のようなその細くするどい歯で処構わず
喰らいつくのはこの月齢の特徴なのか、リコで四頭めのシェパードだ、思い返せばそうだった、皆この頃は同じだった。
大根を喜ぶのもいいけれどやはりおかしい、併し美味そうにシャコシャコと歯ざわりを楽しんでいる、
小さな背で流し台に向けジャンプするその一生懸命さはほんとにおかしい。
3/12(水曜日)
耳が少しだけ立ってきた、おまけに食事の催促、喜んで遊ぶのは音の出る玩具、ピーピーブキー〜〜〜〜〜
全くうるさい。寝ている時が天国。
3/16(日曜日)
晴天、梅の花が満開、風に乗ってくる匂いは全て梅、春はいいな〜
今日は二度目の8種混合の予防接種日、Rikoはどうだろう、2週間ぶりのクリニックで騒ぎはしないだろうか。
クリニックでの体重測定、前回の測定では5.5k、今回は8キロまで増えた、抱き上げての移動も個々までが限界だろう、
それにしても車の中では良く騒いだ本当にうるさいくらい。
08/3-23(快晴、日曜日)
久々に一人での山荘、思いに反して暖かい。
室内は18度もある、3月も既に末、鹿沼の武士川の護岸の梅ノ木もライトを浴びて
白く膨張していた。
鹿沼インターを下りて少し迷った、麺坊によって食事でもと思ったのだがこの時間少しは呑みたい。
昨年から予定していた舟石新道の探索に出かける、久々の足尾、解禁まも無い神子内川に釣り人は少ない、
何か拍子抜けしたような感じで神子内の水量はこんなものかとそれこそ拍子抜け・・・・・・。
銀山平の駐車場には一台の車もいず何か寂しい。とりあえず丸石沢の左俣から作業道に入り左股を詰め上げる。
年間にして数人程度はこの道を通るのだろうか、
今は落ち葉に埋もれ雨に叩かれ斜面も削られ土砂や落石に寸断され道のそのかつての
進行方向さえ伺うのも容易ではない。
なんとか抜け出した尾根の上端、
わずかに平坦になった唐松林のすそから庚申林道の回り込む尾根を探すのだが何とも分からない。
数本の沢を渡り獣道とも登山道ともつかない道を追いながら笹見木沢の谷間が目前に見え始めると嬉しさがこみ上げて来て
いつもの釣行とは違うその景色に見とれてしまった。
それにしても迷ったような気がしない、時折見え隠れするその廃道の筋は間違いなく
私を目的の場所に案内してくれていたのだ、たどり着いたその場所は過去に何度も休んだところ。
笹見木沢の不思議な源水、木の根元から湧き起こるその場所なのだから。
12時を回り休憩、対面の尾根筋と川筋は全て雪に覆われ今期この場所に訪れた最初の人になった気分は最高。
帰りは同じ道を辿れるか、間違いなく丸石沢まで行けるのかと心配しながらものんびりと歩いた、3時半丸石沢出合着。
08/4.2〜3
2日早朝の仕事を終え母を乗せ久々の故郷に(9:30発)予定では夕方の5時過ぎについたらいいだろうとの思いだったが
案外と早かった、磨り減ったタイヤを交換して今月に入り道路特定財源も廃止になり少しはその恩恵に預かれるだろうと期待したガソリンも
高速道路に置いてもハイオクの単価143〜146円と3月中に入れていたスタンドとは大差なく嬉しかった。
仙台を過ぎ盛岡を抜け岩手山が姿を見せると交通量も少なく八戸道分岐で又追い越す車も俄然と減りたまに目にする覆面パトカーの
陰湿な姿にそれ自体がこの国の権力、自民党及び官僚達の既得権のようにも思え腹立たしかった。
久々に眺める岩木山の姿に見とれてしまい津軽道の路肩に車を止め撮影・・・・
岩木山の姿はやはりこの姿が最高だ。
それにしてももう既に完成済みとばかり思っていた津軽道は未だ工事中なのか有料道路の筈がどうしたのだろうか、
無料通行に慣れてしまったドライバーが完成後にわずかな料金といえどこの道を今のように利用するものだろうか・・・それも不思議。
母の実家に訪れるのも久々の事、庭にはフキノトウが、北西には岩木山が、・・・・・・・・・・・・・・・
この夜は従兄と遅くまで騒ぎ楽しかった。
4/6.7(日曜日&月曜日、母を迎えに)
5日リコを連れ今市の山荘で夜を過ごす、室内気温18度、庭の椿が少しだけ花を開き南の隅に植えた小桜が満開。
東隣のsさんの家の煙突からは煙が出て少し庭の空気もきな臭い、そんな寒くもなかろうに!。
6日早朝鶯のまだへたくそな鳴き声で目が覚める、6時半日光宇都宮道路、大沢ゲートから東北道へ。
氏家当たりの桜も漸く色付き始め北へ向う道路も2日の水曜日とは違うようだ、天気は快晴ほぼ無風、平均速度120キロ
、郡山を過ぎた頃から会津の山がきれいに見え出し助手席に置いたカメラでメクラシャッター、確認の使用が無いので仕方ない。
仙台を過ぎ盛岡を過ぎ岩手山が真っ白な姿を見せる、岩手山パーキングで軽く食事、ハイオク143円。
八戸道分岐、速度を落とし青森方面にカーブを曲がると少しきつめの下り道路、いきなり追い越していった車が2台、
なんと2台目の白い車は獲物に襲い掛かる覆面パトカ〜・・・・・・。
津軽パーキング、名物という津軽そばを食べる、
揚げたての円いカキ揚ゲ天を別注文、広い店内に数組の家族、
蕎麦がやって来た、蕎麦粉7割の触れ込みだがなんと白い蕎麦だこと・・・」!。
何となく汁も甘くてちょっと口に合わない。
13:20、岩木山の写真を撮り浪岡料金所へ、14:10、従兄の家に。
墓参りを済ませ
カメラを手に少しだけぶらつく、子供の頃に遊んだ川のほとり、フキノトウに一輪草、カメラ越しに
子供の頃の一人遊びが蘇る。
久しぶりのことで夜遅くまで騒いでしまった、翌日7時過ぎには帰郷、7日午後2時には板橋の山荘に到着、日光は雨だった。
リコのものすごい歓迎にあう、2日会わないだけなのに・・・・・・・
4/9(水曜日)
今日から又高校での販売開始、久々に忙しない日々が続く、さて今年の新入生のサイフの具合はどうだろう?。
それにしても若い教師はどうしてこう挨拶が出来ないのだろう、偏差値教育、年齢差の付き合いが無い、頭でっかちの
カタワな環境、大人が叱らない、叱られたことが無い、いろいろ有るだろうけれどやはり教職に付く前に一応は一般社会で揉まれた方が
良いと思うのだが。
今週は雨続き、満開の桜も見る間に葉桜。
4/13(日曜)なんとか晴れ
リコを連れて板橋へ、庭の桜がまだかろうじて咲いている、日光はやはり寒い、先日青森から持って来た一輪草が
まだ咲いていた、その隣には漸く増えたカタクリの花が3株咲いて居てこれも本当にきれい。
隣の林では椎茸の摘み取りが始まった、いつも来る度に何かと話しかけてくれる親父さん、猫の手よりはましだろうと思い収穫を手伝う
去年も一緒だったヘルパーさんが居て手際よく摘み取りをこなしていく、今年の茸の出来は最高だとのことだ。
結局午後3時過ぎまで手伝う、慣れない仕事はやりちょっとの間でもきついものだ、お礼にもらった箱一杯の茸の処分に困り
鹿沼の麺坊に届ける、中尾さんは不在だった。
夜半から大雨、この雨で又茸の生育が・・・・・来週は顔をだすのはよそう
高校での販売も順調併し5月の連休を控へクリニックの状況は最悪、5月に入りいきなりの注文は間違いないだろう、例年の如しか。
20年来の付き合いの有るレストランの親父がかみさん孝行とかで沖縄へ旅行に出かけた、なんだかな〜〜。
4/18、歯科医院へ、月1回の検診、ここもダメこれも何とか、検診の度に同じことを繰り返すこの薮医者メ、
腹立たしいけれど長い付き合いだ、我慢してやろう。
4/20(日曜日、快晴)
昨夜家族で同じように板橋の山荘へ、
早朝いつもの時間に目が覚める、少し変わったのは鶯の音が目覚ましだったこと。
8時過ぎかみさんは山菜採りに・・・・・・・・何時になったら帰ってくるやら・・・。
リコを芝生の上で遊ばせ母屋の拭き掃除、築9年のログハウスは紫外線に焼けまめに塗装をしているとは言え
やはり西日には敵わない。
とりあえずデッキの太いログを雑巾ぶき、ヒノキの花粉と埃が重なり合う壁面にびっしり、箒をかけ雑巾で拭き
その後に再塗装を施す。
手の届く範囲に塗料を充分に滲みこませなんとか母屋は完了、隣に建てた別部屋見るとやはり気になる、残りの塗料を気にしながら
離れ部屋の壁にも又ペタペタと塗り込む。
飯も食わず13時半、全て完了。
夕方初めてリコを引いての散歩、佐藤さんのログハウスを通り越していくと明神の親父さんが
建築中の小屋で休んでいた、ミカンのことを聞かれたのでこれまでの経緯を話す。
明神小屋もだいぶさまに成って来た。なお手掘り工事の井戸は今年中の完成を見込んでいるとの事だ。
コシアブラの大量収穫に気を良くしたかみさん、今夜の晩御飯はおそらくウサギ飯か・・
東京から電話、土地を買わないかとの事でよくよく聞くと我が家の正面の地主だった。
100坪の区画だが私道負担が凡そ25%もとられ正味75坪程度、いくらの金額かと問えば坪当たり16万でとの事、
とんでもない金額、現地の状況がまるで分かっていない。
交渉の余地もなさそうなので坪当たり2万から3万程度でしょ!相手は驚いた様子で又電話しますとの事だ。
細川さんが新たに芋畑の開墾中、佐藤のじいさんは山女魚釣りに夢中。
4/23(水曜日)
高校での販売も順調、白岡と蓮田が合併との事だ。尤も高校は既に統合されるとの事だが、新年度になり
県庁からの派遣職員も大方移動になり見慣れた顔も少ないし教師も大方の移動で新顔ばかり。
夕方リコを連れ動物病院へ、8種混合、健康診断、最初の検診時の体重は5キロ、今回リコの体重は16.5キロだった。
抱き上げるのも容易ではないが助手の女性には人気だった。
診察台にミカンの最後の姿が浮かびそれと幼犬のリコがダブってしまう。
4/27(日曜日)
先週とおんなじ、鶯の声での目覚め・・・・やかましいくらいだ。
山の雑木もようやくうす緑になって来て空気も少し甘く感じるのは気のせいか、
今日はジャガイモの植え付け、先週畑に石灰を大量に撒き消毒して置いたが植え付けには少々早いような気もするが
今日を逃しては後々予定が狂う。
猫の額ほどの畑だもの何のことは無い、1時間とかからず終えてしまった。(10:00)
かみさんは今日も山菜採り、今日はどんな収穫があることやら、天気は快晴まるで初夏。
リコを連れウドを探しに行く、
近くに耕作を放棄したウド畑が有るので毎年少しだけ頂くのだが・・・・・・・
ススキの中にウドが緑色に顔を出していて見ているだけでも楽しい、驚いた事にキヌガサ茸まで生えていた。
リコはウサギのように飛び回り初めての景色に大喜び。
4/30(水曜日、快晴)
クリニック早朝バイキングの為午前3時半出勤。
出掛けに足元にリコが寄ってくる、寝ぼけた声のリコをなだめるのは一苦労。
産院とは別取引のA医院、今月に入りどうも売り上げが芳しくない、後期高齢者医療保険のせいとかみさんは言うのだが、
併し病院の待合など年寄りの社交所かと思われるほどに利用されるのは如何なものか。
ガソリンの暫定税率が復活、明日から最値上げ決定・・・併し我慢強い国民である
5/1(木曜日、北海道は30度を越えた)
午後郵便局へ、その後リコを連れ動物病院へ行く。
リコが石を呑んでしまったらしい事を窓口の助手に告げた、さっそくレントゲン撮影、医師は吐かせる事は出来ますがのどに詰まる恐れも
、出ない場合はオペですね!。
飲み込んでいる石のレントゲン画像を見てビックリ、大きい、吐き出せるだろうか不安になるが・・・・。
洗浄剤を経口投与され待合室で15分ほど待つと最初の嘔吐が始まり1個の石が床を叩きつけるような音を出し
て吐き出された、良かった〜・・だけどもう一つの石が出ない。
2度目の洗浄剤を投与・・・・やはり出ない、
2度目のレントゲン撮影で石を確認し胃の辺りを少しマッサージし3度目の薬剤投与を受ける。
これで出ない場合は今夜にもオペしましょうと医師に告げられる、何とか出ないものか・・・・!。
待つこと数分、胃の突き上げが始まり飲み込んだ薬剤と共に黒い石が床を叩きつけるように出てきた、
思わず歓声・・・・皆でよかった、良かったね〜の大喜び、いや〜ほんとに良かった。
5/2(金曜日)
連休前、駆け込みのように注文が入りその配達で大忙し、ガソリンの値上げに麦価の高騰、政府高官のテレビ発言に
むかつくがどうしようもないこの現実、燃料及び穀物が投資の対象になること事態をサミットで取り上げて欲しいものだが、
人間の本質からして無理だろうな。
5/4(みどりの日)
二度目の舟石新道の探索に出かける、足尾の銀山平到着7:00、隣には前橋からの4人連れの登山者が準備中。
賑やかな年配の方々で丸石橋まで同行する、3月とは雲泥の差で今日は暑いくらいの陽気だ、前回と同じコースを辿り
前半は迷うこともなく進む。
今回は高度計を眺めながら地図にその都度記入して次回の為の確認を取ることにした。
丸石沢左俣からの尾根筋は東国三つ葉ツツジが満開、どうも今日の遊びは花見登山になるようだ、植林帯を過ぎ
最終二俣を過ぎ1286Pの直下南面を回り込むように西方向に進む、途中の涸れ沢を数本渡りいよいよ笹見木沢を見下ろす地点
に立つと尾根筋にはアカヤシオが咲き乱れご機嫌な眺めに変わった。
途中目印を付け替えながらの歩行で案外と時間を取られてしまいついには笹見木上流部の枝沢2本を越えた辺りで
前回の道を見失い予定していた水源の100mほど下流に下り立った。
どうやら笹見木沢本流上部には舟石新道に通じる道が数本有るらしく最上部枝沢の右岸鞍部で間違えたらしい。
何も疑わず立派な滝が有るもんだとカメラに収めながら沢を渡り道を行くとその出た鞍部はどうも見覚えがあり
来た道を戻り返し水源に向う、3月下旬には雪で覆われた源流帯も今は草木も淡く芽吹き流れには岩魚も走り
釣竿を持ってこなかったのが少し惜しまれた
水源から右岸の鹿道を追って上流に進みその後右岸尾根(1416P)に登りそのまま地図上の1462Pまで進む。
いきなり現れたそのピークには今はもう朽ちた道標の杭が残り立ち木には金属の三角マークが打ち付けられ
何となく安全を確約されたかのようで嬉しかった。
1462Pを道は右が笹見木沢、左が庚申川登山道、水ノ面沢方向に落ち葉に埋もれながら進んでいる。
ここで少し疑問が残りながらも12時を過ぎた事だしと庚申山荘を目指しながら舟石新道を行く。
イや〜これが正解だった、1462P西面を回りこむように進むといきなり庚申山が大きな屏風のように現れ
水ノ面沢までえぐられた様に落ち込む景色は最高だった。
指標に従い断崖に付いた険しい道を進むと時折だが朽ちた橋が何度か現れ肝を冷やした、それにしてもこれだけの景色
、廃道にしておくのは勿体無いような気がする。
春と秋にはこのコースは最高だろうな・・・
たどり着いた場所は舟石新道終点(1438P)の庚申山登山道だった。
少し休憩を取り急ぎ下山、途中一の鳥居付近で山菜を(アイコ)採取、16:00無事下山、林道で一緒に歩いた
単独者は鉛沢で紫水晶の大物を採取、きれいなピンクでそれはきれいな水晶だった。
今回の探索で1462Pを笹見木沢方向に進むと明らかに伏流帯に出会う訳だが、 すると道は水源近くに合流するはずもなくなんだか変、丸石沢から笹見木沢までは指標も全くなく 1462Pまで有るのは何故だろうか、ひょっとすると船石新道は全く違う場所を通っているのかも・・・・・?。
連休後は雨続き、北海道では雪まで降ってひどいもんだ。
昨日(11日)リコを連れクリニックへ、フェラリアの検査、尤も体重測定のみだが。
19.8キロ、順調な生育だそうであまり急激な体重増加は好ましくは無いそうだ、帰り石丸電気へ・・・・・
地上デジタル対応のテレビを購入、おまけにUHFのアンテナ及びBS、CS共用のアンテナ・・・工事の日程を決め
て来た、20万近くの出費。これでは政府の思うようにそんな簡単には地デジに移行するとは思わないが。
5/11(月曜日)
昼時とんでもない失敗をしてしまう、テレビを見ながら翌日の仕込みに夢中・・・
ホイロに背を向けての仕事、ついTVに夢中になりすぎ醗酵中のパン生地まで目が届かなかった、気が付いた時には完全オーバー
、生地はヘロヘロ状態、完全お手上げ・・・・・(^.^)/~~~・・だははは〜!。
夕方までの配達なので急ぎ仕込みなおし、全くとんでもない失敗である、めったに無い事ではあるけれどな〜〜〜〜。
5/14(水曜日)雨のち曇り
いきなりの追加注文・・・同じものは出来ないと断りを入れるがそれで良いとの事。
13日の中国四川省の大地震、被害は大変な事になっていてとてもオリンピックなどと騒いでいるような状態ではなさそう、
ツインタワー崩壊のときなどなんら感慨もなかったものだけれどこの大地震だけは違う、全く人ごとには思えない。
5/16(金曜日、快晴)
昨日テレビ工事が無事完了、アンテナ工事も思っていたほどかからず安堵、
店頭で見るデジタル放送となんら変わらずその画面の綺麗さに家族みんなビックリ・・・・・・・。
リコのシャンプー、今までの犬に比べ割とおとなしい。
妖怪タロサンに送った毛鉤、喜んでもらえてうれしい、カラスの羽と孔雀で巻いたあの毛鉤、実際良く釣れるから不思議だ。
5/18(日曜日)
鶯で目が覚める、天窓には雨粒が流れ今日の予定をキャンセルするか迷う、
結局6時半過ぎに家を出足尾の銀山平に向う。
途中のコンビニで買い物、ついでに遊魚券の年券も購入。銀山平の駐車場は既に満杯、何とか割り込んで急ぎ遊びの準備。
丸石沢の右岸尾根をいつものように登り植林帯を沢よりに来た方向に進む、しっかりとした鹿道が沢の上流に伸びていて
案外危険もなく丸石沢源流帯に降りることが出来た。
15メートルほどの滑滝が一つあり沢靴で来なかったことを少し後悔、滝の上流で二俣に分かれ本流を進むといきなり
舟石新道が現れびっくり、時間も早いのでそのまま新道を通り庚申山方面に向う。
枝沢2本を渉り上空を眺めると気持ちのよさそうな尾根が広がっていたので予定を変え尾根に上がる。
アカヤシオに豆桜が綺麗に咲いていてとても綺麗な場所だった、そのまま鹿道を追って1738Pの塔の峰まで 足を伸ばした。
ガスの切れ間から眺める庚申山やその奥の皇海山、そして尾根はきれいに掃除したように丈を詰められた笹原に覆われ
初めて見た景色に感激、暫らくそこで時間を潰した。
帰りは丸石沢まで戻りそのまま舟石新道を下る、道は所々ガレてはいるものの総じて歩きやすく快適だった。
三つ葉ツツジ、シロヤシオ、新緑のトンネルの中を鼻歌交じりで歩くのは最高だった。
後期高齢者医療保険・・・・取引先の病院のロビーはガラガラ状態
当然そのしわ寄せは入院患者の費用に跳ね返ってくる、勿論売店のパンの売り上げもがた落ち、
それまで扱っていた介護用の品物までもが事務所の管理下におかれるような状態、これでは売店を続ける意味が無い
んだよ・・・・・半分泣きの入ったような愚痴が聞こえてくる。
困ったものだ、先日取引先のコーヒー店に現状の説明をし値上げの交渉をした。
分かってもらえると思うのだがここ暫らく注文が無い、まぁー・・・無くてもいいのだけれど!。
5/22(木曜日)
久々に平日休み、庚申川にタモギ茸を見に行く、おそらく去年と同じ場所に今年も生えているだろう、
粕尾峠を越えて足尾に入った、軽自動車での峠越えは大変だ。
庚申川の林道をのんびりと行く、桐の花が盛り、山ツツジも姫ウツギの白い群落の中に鮮やかな赤を引き立たせ
ほんとにこの時季の林道歩きは素敵だ。
岩魚釣の二人の若者が忙しなくロッドを振っている、先日の台風の影響で増水気味の流れでは岩魚釣も難しいだろう、
ンナことを思っていたら側に寄って来て話しかけられた、初めてきた、この川に岩魚はいるのか、道はあるのか・・・・・etc
人なつっこい若者の顔に笑いながら教えてやった・・・・気〜つけてね・・・頑張って。
タモギ茸は干からびていてしかも今年の出は少ない、がっかりだった、山菜を摘み川原で茹で上げ
のんびり時間をすごし12時過ぎには帰路に着く、途中30分ほど竿を出し今年初めて岩魚を釣る。
毛鉤釣りはほんとに面白い・・・・・・。
5/30(金曜日)
先週は30度ほどの気温、今日は肌寒いほどの気温、いよいよ関東地方も走りの梅雨に突入か。
それにしても5月、全くと言っていいほどに売り上げが伸びない、同業者に聞いても芳しい返事が無いのは
問屋の言っている事があたっているのだろう。
リコの散歩の距離を少しだけ伸ばした、遊びの中に少しだけ訓練、教えることをスポンジのように吸収とは行かないまでも
わりと勘の良い犬には違いない。
そう言えば先週ようやくリコの血統書が届いた、父犬は防衛犬だった、どうりで今までの犬と様子が違うような気がしないでも無い。
昨日本が届いた、「皇海山と足尾山塊、増田宏書、白山書房」長年気になっていたことが少しだけ触れてあった。
6/1(日曜日)
自治会の草取りをかみさんに任せて逃げ出した、文挾に来て見ればやはりこっちも草取り、
どうしておんなじことを同じ日にやるかな〜
そっちこっちで草刈気の爆音、決まった日以外は見てみもしないくせに・・・!。
天気もいいことだし庭木の手入れ、新芽で伸び放題の椿を刈込み花柄の付いたエビネの移植やら草取りやらで午前中を潰す、
猫の額ほどの畑にはサヤエンドウが化け放題、たった3人の家族では多すぎるほどの収量。
母親のごたくを聞きながら過ごす1日もたまにはいいが親と暮らすのも中々容易ではない。
6/2
車の購入を決めた、エンジンの不調やもろもろの事が有って・・・・・・・・・
購入車両はスバル車のフォレスター、比較車両はいろいろ有るのだろうが落ち着いた感じで
長く乗れそうだし購入費用もこの手の車種にしては割安感がある、おまけに豪華!。
6/4(水曜日)梅雨晴れ
明日は高校の体育祭、販売時間が30分ほど早くなるとの事ですが連絡ありましたか・・・!。
入ってるよー、天気のほうが心配だね〜
6/8
秋葉原ホコ天に狂気の男が乱入、2トントラックで突っ込み挙句にはナイフで踊りかかるとは、ほんとに狂気の沙汰だ。
経済優先、効率優先、行過ぎた資本主義社会の成れの果て、巨大資本に牛耳られた世界に今後どのような未来が有ると言うのか。
老人ばかりの過疎社会に立派な道路だけが中央に延びている、二度と帰還を望めぬ道路が。
6/11(水曜日)
犬を乗せ文挾へ、お昼久々に鹿沼の面坊へよる。
中尾さんも娘さんも元気そうで何よりだ、rikoを見て大喜びのふたりだった。
6/14(土曜日)
岩手県で巨大地震発生、マグニチュード7、最大震度7.5。
中国四川省での地震被害とは比べようも無いがほんとに地震災害は怖い、子供の頃の十勝沖地震を思い出した。
6/15(日曜日)
丸石沢を釣りながら舟石新道を目指す、今回は丸石沢横断点から歩き残した新道を1462Pまで辿り
その後尾根を下り笹見木沢中流部にザイル降下して再び舟石新道横断点まで釣り上がるというもの。
銀山平の駐車場は既に満車状態、この時季庚申草目当ての登山者で7時過ぎの駐車はたいへんだ、
何とかゲート前に駐車、7時14分丸石沢へ入渓。
左岸には小道も付いており途中までは何の問題もなく行ける、今回は釣も兼ねての遡行、少しのんびりだ。
途中小ゴルジュ(994p)2個の滝あり、1本目の滝は左岸のガレ場を強引によじ登り下流から続く小道に這出た。
2本目は滝をのぞくだけ、毛鉤を振るのも嫌な場所だった。それにしても全くと言って良いほど魚信が無い、昨日の地震のせいなのか。
地図から水線が消えた辺り(1220p)上流に向けて凡そ100mの青いナメ滝が落ちるその下で初めての岩魚が出る。
余りの引きに少し戸惑ったが釣り上げて見てびっくり、尾鰭が擦り切れたオスの岩魚だった。
これより落差の激しい凡そ100mほどの青い岩のナメ滝が塞いでいて中断から下を見るとイや〜その高度感たるや
何とも何ともで丸石沢で一番の場所だった。
ナメ滝は左岸の水流を辿り何とかクリア、その後滝上で二俣になり右俣本流を10分ほど進むと舟石新道が横断、
5月とは違い樹木の葉っぱで少し暗く小鳥のさえずりがやかましいくらいだった。
今回は5月に歩き残した地点を走破しおまけに出来れば岩魚釣りも出来ればなって欲張ってはいたのだがなんと
デジカメにCFカードを入れ忘れ久々にフィルムカメラを使う、勿論コンビニで買った使い捨てカメラだけれど!。
丸石沢源流で横断する舟石新道を西に向う、前回は丸石沢の枝沢を2本通過した辺りから塔の峰に直登、改めて見上げると
とんでもないくらいの急傾斜だ、それでも上り下りに苦労するほどでもなく塔の峰はもう一度行ってみたい場所でも有るが。
塔の峰を載せた主尾根を西に道は廻り込む様に庚申山に続いている、唐松林の中には山つつじの赤い花が咲き乱れ
狭い鞍部には野ワラビが群生、かじってみると苦味も少なくやわらか、少し土産に手折って行く。
道は広く又その真ん中は草もはがれ鹿の足跡だらけ、それにしても山ツツジの赤いトンネルが続く。
唐松林を抜けるといきなりの眺望、正面奥くには袈裟丸連峰、その手前には小法師尾根が控え庚申川の深い谷筋が
濃い緑の線になっていて風もなく本当に気持ちよかった。
笹見木に落ちていく小沢を2本ほど渉り庚申山から南面に延びた尾根の1480m付近で舟石新道からはずれ笹ミキ沢の中流部に下りる、
何度か下った事の有る東石楠花が群生した斜面、少し足がもつれ気味だったのでロープを出して沢床に下りて行く。
下り立った場所は左岸50メートル滝の上流60メートル付近、水量は若干多め。のんびりポイントを攻め滝を4本越えて
岩魚と遊び尾根を乗り越え庚申林道に下る、登山者が数組けだるそうに石を蹴飛ばしながら下りてきた。
ゲート前には鉛沢で遊んできた石採りの数人がたむろし紫水晶を肴に騒いでいた。
6/23(月曜日)
気温はさほど高くないのに何故か蒸し暑い・・・・・・
パン屋の工場の中は常時30度近く
熱くないほうが異常だ、
汗をかいて麦茶を飲んで仕事してまた麦茶。
フランスパンの焼成は特に嫌だ、あの独特の湿った暖かい匂い、前半10分は特にその匂いが強い、以後乾いた香りに変わって
だんだん香ばしい香りに移行するのだが・・・何というかそのサウナ風呂の感じと言うのか近いようなそんな気もしないではない。
家に帰ると80過ぎの母親が大騒ぎ、rikoが生のジャガイモを2個食べてしまったとの事・・・・・
なんだろうね!・・我が家のこの犬は。
rikoの好きなもの
大根、リンゴ、柿の種、キャベツ、ブロッコリー、茹でたジャガイモ
rikoの躾(服従訓練)開始、先ずは脚側行進。
近所の公園噴水広場で始めたrikoの躾、コンクリートで出来た20mほどのコースを歩く、犬を左に付けリードを短く持ち
ゆっくりと前に進む。
勿論おやつなど持たない、上手に出来たらほめてやることの繰り返しだが数日時間帯をじらしながら繰り返し教えた。
短い距離の中に・・伏せ・・待て・・座って待て・・立って待て・・
軸足を入れ替え左右への行進を繰り返す。
円形のコース上でマテの命令をかけ10mほど離れた場所から呼び戻しの練習・・・・・・。
まだ生後6ヶ月、ちょっと早いような気もするが素人が時間を見つけてやる分にはこんなものだろうか。
今までは基礎訓練から高度な訓練まで終えた犬達と付き合って来た(カール・カレン・ミカン)漠然と当たり前のように
シェパードなんてこんなもんだと、ただ自分で躾の練習をするとなるとむやみに怒ることも出来ず又むやみに褒め過ぎることも
出来ず簡単なことでは無いと痛感した。
旅立った犬達と過ごした思い出がrikoを引くリードを伝わり蘇ってくる。
rikoの出来る事
○待て
○立って待て
○座って待て
○呼び戻し
○伏せ
○脚側行進
紐なし脚側行進
一連の練習を終え公園の草地で自由運動、野生の動物のようにものすごい勢いで走り回るのは見てて笑ってしまうが
道行く人にはとんでもないことだろう。
6/26
先日近所の住人がなくなった、年齢50歳、病死。
ここ数年顔を見たことも無かったが結婚した娘さんが子を連れ良く来ていたことは知っていた、それにしても50歳
若すぎる死である。
20年来のお客さんの事である、子供の事で悩んでいるとは以前から聞いてはいたが最近やたら元気が無いので
『どうしたの』と聞いて見た。
どうやら初めから聞いてもらいたかったのだろう、
子供の○君が私高校を退学、定時制高校に編入、昼間は寝てばかり、約束のアルバイトも行かない
数日帰宅しない、数人の男女の友達が数日泊まりこむ、ダンナは黙認、その他イロイロ・・・・・・・・
○君のことは子供の頃から知ってはいるが思い返せば我儘目いっぱい、気に入らなければ奇声を上げるような子供だった、
3人兄弟の真ん中長男の○君は相当甘やかされたのだろう、長女のAちゃんはアトピー性の皮膚炎でそのころのHさんは長女の食事に大変困っていたものだ。
材料持込で小学校を卒業するまでは私がパンの製造を請け負った、バブル崩壊から暫らく後隣の市に引っ越して入ったがそれでも
何かにつけ良く来ては愚痴を言ってはいたがまさか長男の○君の事とは、聞いてびっくりした。
子供の事で悩んだことも無いし又特別手のかかる事もなかった我が家では何を聞いても対処の方法を知らない、
犬のことなら何とか切り返せるがこと人間の子となるとまるっきり分からない。あやまちを犯さない様に何とか願うが
これもまた他人事である。
6/27(金曜日)
昨日今日とやたら忙しない、きのうは梅雨寒、今日はクーラー
ようやく車が届いた、ETCの機器を取り外しフォレスターに取り付け工事完了。
車両保険に入ったらどうかと言われてしまった、もっか思案中、rikoがテレビのリモコンをかじってしまう、
先日買ったばかりなのに・・・・・・ン〜腹ただしい。
午後3時前郵便局へ行く。
6/28(土曜日)
昼過ぎ車の受け取り、旧車のステージアを引き渡す。
昨日午後から長年親しんだ愛車の掃除を念入りに済ませたので胸を張って渡せる、ずいぶんと走ったものだ。
時間が無いのでかみさんに車の説明を良く聞く様に頼み支払いを済ませそのまま仕事へ戻る、新車の香りとサイフの重さはほんとに反比例。
6/29(日曜日)
午前中翌日のクリニックと高校への配達分を準備し忙しなかった、なんだかんだで夕方まで時間を取られ鹿沼に
向ったのは夜の7時になっってしまった、栃木まではひどい雨。
8時過ぎ鹿沼の麺坊に、スープ切れで今夜はお終い、なんか食べるの?。
イや〜呑むだけでいいよ・・・・・・・
かたずけを終えた中尾さんと11時まで呑みながらたわいの無い会話、
途中牧野さんからの電話、なんでも沢靴を忘れたとかで引き返すとのこと、
激怒した中尾さんの顔が何とも可笑しかった。
6/30(日曜日)
天気は上々、駐車場で休んでいた牧野さんとオマンタ教の御利益に違いないとばかり大笑い、
ゴミすてを済ませ足尾のMさんの家に向う。
Mさんのガレージで朝のコーヒーをいただき、ゲートを潜ったのは8時近く、そのまま目的地まで林道を進む。
久々の○沢、今日は楽しい遡行になりそうだ。
以前ひどい目にあった林道も少しは整備され車の通行も楽だった、○沢について見れば2段構えの堰堤が奥地への入渓を拒み
体調の優れない牧野さんと共に左岸を巻いて渓に下り立った。
降り出した雨が少しひどくなり先が思いやられるような状態、中尾さんの振り出す毛鉤にも岩魚の飛び出す様子もなく
水量の増した流れが足元をすくう。
いくつかの小滝を越え見覚えのある尖塔岩の近くで休憩、中尾さんの姿は見えない、やはり体調の優れない牧野さんと別れ
左岸右岸と付いた小道を巻きながら上流部左岸多段になって落ち込む滝を眺め本流右岸を進む、追いついた中尾さんとこのまま上流部の
大滝を越えて源流部に入ろうかと相談、併し時間も昼を過ぎ下流に残した牧野さんも心配、岩魚の食いも芳しく無いし・・・
と言うことで下山、冷たい流れと雨にうたれた報いが中尾さんを襲う、左足が痛み出しかなりの苦痛のようだった。
牧野さんと合流、滝の写真を取っていた牧野さんはしっかり着込み「寒いよ〜」
寒いよ〜の連発・・・。
下山中Mさんと合流、釣果を訊かれるが三人で万歳、Mさんに笑われるが途中の大淵小渕でMさん釣方の伝授を受ける。
これからはMさんがこの○沢での師匠か!。
左岸から激しく落ちるシャワー滝に牧野さんと二人でうたれ大笑い、
一人でなら絶対しないような馬鹿げた行動も山仲間で互いを監視しているときは許される笑いにもなる、ほんとに楽しいものだ。
Mさんから○沢の現況を聞き温泉に向う1時間ほど4人でのんびり過ごし鹿沼着は5時過ぎ、久々に楽しい時間だった。
7/2-3(水曜日、木曜日)
高校の販売も終わり9月まではあの忙しなさから開放される!。
水曜日午後から板橋へ、着くなり今日明日と予定していた作業を始める、生垣の刈込み、草取り、畑の整備、等等。
今年は夏椿の花が満開、都合よくアジサイまで満開、庭の置石を磨き落ち葉を整理し刈込みをし夜は涼しくビール。
木曜日は狭い庭の芝刈り、電動の芝刈り機は作業が簡単でものすごくお気に入り、わざと虎刈りにして遊ぶ。
新車の(フォレスタ)燃費は高速道路上でリッター中り(車速90キロ)14.2キロ、車速100キロならリッター13キロはいきそうだ。
アフリカの食糧問題、燃料高騰、イランの核問題、北朝鮮核の問題&日本人拉致問題、環境、
中国、インド対G8
との問題意識のずれ・・・・・・・・・・・・・
洞爺湖に各国の首脳が集まり結局結論の出ない会合を開きお茶を濁す、日本人拉致問題などブッシュにごまかされそれでお終い。
とことん協力され巨額の金をむしりとられ得をしたのは金正日だけ、大体日本人はおとなしすぎる、隣の韓国を見てみろ
、米国産牛肉輸入問題であれほど熱くなってるではないか。
腹ただしいけれど今のこの日本人、便利になりすぎて自分の足で歩くことを忘れてしまったらしい。
7/11(金曜日)曇り
頼んでおいたスタッフバッグが到着・・・
モンベル・ハイドロスタッフバッグ・15L、10L 5L 2Lの4枚、これで雨の日の沢歩きもザックの中身が濡れて困ることも無い。
リコが又仕事を増やしてくれた、なんとバイクの(モンキー)シートをかじりボロボロにしてくれたのだ、
頭に来て叱ったらひれ伏したまま起きて来ない、犬ながらまずい事をした事を知っているのだろうか、
だとしたら余計に腹が立つ。
久々に行く単独釣行の準備、毛鉤もロッドもリールも全てOK、日曜日の好天を期待したい。
7/13(日曜日)クソ暑い
午前四時、ヒグラシが鳴き始めた、そろそろ夏到来・・・!。
デッキで寝ているrikoをなだめ出かけた、未だ薄暗い杉並木をひた走る、名古屋ナンバーのゆっくりとした走りに
腹を立てながら神橋を渡りいつものコンビニで買い物。
5時過ぎには目的地に到着、5時半入渓。
歩き始めて数分、乾いた岩肌に既に先行者の足跡がべったりと濡れて付いていた。
足跡を追う様に歩き進めると何だか変なことに気が付く、先行者は絶好のポイントを攻めるだろうその付近に立ちこんでいない、
あれ・・・変だな〜
この足跡は釣り人のもんかな・・それとも単なる沢屋さん・・・
おかしいな〜。
いずれにしても先行者がいたんでは今日は釣りになんかなら無いとばかり諦めのんびりと朝食をとる。
8時過ぎこの峪で一番の難関でも有る5メートル滝で先行者と出会う、2人組みのそのいでたちは完全に沢登スタイル、
それにしても何故この滝の淵で竿を出しているのか・・・・と2人組みの後ろでいぶかう。
地元の人かと聞くと違うとの返事、初めての沢で余りに渓相がいいから岩魚釣りをしているんだ。
竿を上げたもう一人を確認して「先行するがいいかか」と訪ねる、返事も無いまま滝の右側の岩場をすたこらサッサ
いつものようにホールドを探し滝の落ち込みに立つ、手を振りだいじょうぶとばかり2人組みに挨拶。
当然同じルートを取るものとばかり思っていたが2人組みは左岸を大きく巻いた様子で暫らく姿を見せなかった、
あの危険な泥壁を・・・・滑って危ないだろうに・・ン〜ほんとに沢屋さんかい・・・
休んでいると件の2人組みが追いついて来ていろいろと話し込む、併しピッケルを持った沢屋さんとは・・・!。
その後ポツポツとでる岩魚の反応を楽しみながら独りの沢を堪能、途中山菜を取り滝の写真をとり目的の車百合と出合う、
好天に滝の飛沫が映え車百合のオレンジが目に焼きつく、
クルマユリの咲くその渓間でのんびりと昼食、独りはやっぱり好いな〜・・・
13時過ぎ俄かに雲いきが怪しくなり遠くに雷まで鳴り出し雨の降らないうちにと下山、今回は源流から伸びた
昔の炭焼き道を通り車まで歩いた、今は人よりも鹿の利用がもっぱらだろうが危ないガレを歩くことなく安全、気の早い夏のキノコがもう姿を見せ
暗い森の中も楽しく歩けた。
林道近く激しく雷が鳴り瞬く間に大粒の雨が落ちて来た、林道に下りると釣師二人と出合う、わずかな時間だが雨に打たれ笑いながらりんどうをくだる。
7/21-22(月曜日〜火曜日、快晴)
20夜鹿沼の麺坊に集合、既にメンバー数人が集まっていてカウンター席は賑やかにしていた。
今回のメインゲストの瀬畑翁も既に見えていて黒ヤス丼と談笑・・・・
ひとしきり紹介を受け話の輪に加わる。
メンバーは
瀬畑翁、中尾氏、田辺氏、あっちゃん、おぎんちゃん、隊長、鹿野氏、そして私の8人、
そのほか4人程の渓仲間が集まり総勢12人の早出川テン場での大宴会を企画、企画の主は誰なのか知らないけれど
おかしくゲラゲラの2日間に違いない。
連絡の取れない4人が現地に先行していることだろうと話がまとまり車2台に分乗、一ノ俣を目指す。
会津方面は初めてだと車中で話すと驚かれたが我ながらほんとに出不精なのにはあきれる、21日午前4時一ノ俣到着。
林道脇には車が3台、所沢ナンバーが恐らく仲間だろうという事で準備を整え太郎山(1057.4m)と大戸沢山の中間を流れる
一ノ俣沢を右岸左岸と渡渉し鞍部に出る(標高860mくらいか?)。
先頭は常にあっちゃんがリード、私はただあっちゃんの後をついていくだけ、ブナの巨木に刻まれた鉈目に
この森に分け入った先人達の感慨が熱く伝わる・・・・・・
雪椿の枝につかまりながら懸崖をなめる様に進むと目の前には昨年の遡行で張り付いたマッキーの蝉滝が
音も静かに落下していて思い出すように笑うsyuさんの横顔が可笑しかった。
それにしてもその場に居たらと・・・つい想像してしまう、一ノ俣の流れも細く狭くなり最後の難所を目の前に
暫しの休憩。
瀬畑翁が笑顔いっぱいに山菜の話を始める、ミズやアザミの美味しさ、その見分け方料理の仕方など
米と味噌さえあれば山にはいっぱい美味しいものが有るんだよ・・・・・・・
急坂の泥壁を先を争うかの様に仲間は消えて行った、
フェイルト底に装着したピンソールが目の前に立ち塞がる急坂の泥壁をものともせず
グリップし鞍部まで安全に誘ってくれる・・・・・
シカ〜シ私の足元はネジをピンに見立て靴底に合わせただけの
お手製のピンもどきサンダル、登板中何度も紐を結び直して漸くトラロープまで辿り付く始末。
何とか鞍部まで泥壁に張り付くようにして這い上がったものの仲間達の口元はほころび涼しいはずの風も
余計熱くナンともハヤ・・・・・
おそらく下から見上げたら泥壁に張り付いたガマガエるとそんなに変わらなかったかも知れ無い、ガハハハ!。
尾根から早出のテン場まで中尾さん荻野親子と4人で降下、ピンソールを着けた3人は足元も軽く快適に下りて行くが
私は3回も滑って転んだ、3回目にはなんとオレンジ色の茸のカサが見え痛みも忘れてキノコを摘み取った。
この時ばかりは大声で「ちたけ・・めっけタ〜」
チタケを目にして俄然キノコ狂祖も狂いだし俄かのキノコ探索だったが、ダメだ〜無いよ・・・・・
キノコを諦め急坂を下って行くとテン場に居る筈とばかり思っていた渓仲間数人が上がってきた、
今夜同席できるものと期待していたのに、狭い足元で挨拶を交わし別れるのはいかにも残念。
小屋場沢右岸をしばらく下ると綺麗な滑床に出る、左岸に上がるとテン場が有った、テン場から早出の本流に入り
本流右岸を暫らく行くと今夜の我らの宿が台地の上に綺麗に下草も刈込まれ佇んでいる。
小屋場沢で出会った渓仲間が張って置いたのだろうブルーシートの天幕が暑い日差しを遮り心地好い影を作っていた。
中尾さんは釣り支度、一緒に行かないかと誘われたが疲れもあり少し休みたいからと辞退、ソクソクと出かけてしまったが
このピーカンの下で釣りになるのだろうか・・・・・!。
8人が雨を気にせず又焚き火を見ながら休めるようにと瀬畑翁の提案でタープを片流れに張替える、手際よく
指示を出しながらも瀬畑翁自身が動き回る様は長年独り弧渓に親しんだ知恵の賜物なのだろう。
タープを張り終え各自の目的に沿った行動に移る、syuさんはお目当てのガンガラシバナまで、荻野親子は眼前の本流で
親子の戯れ、私は瀬畑翁の案内であっちゃん、鹿野さんと四人で下流広倉沢出合いまで行くことにした。
早出川本流の水は温くそれにしても午前中の一ノ俣越えとはえらい違いだ、肌を焼くお天道様が憎い。
二重滝、アカッパ沢、風立沢、坊主ベツリ、ヤシロウ渕と右岸左岸と渉り割り岩沢出合い、
コスゲノ淵を泳ぎ広倉沢に着いたのは3時過ぎ、
元気なのはあっちゃん、瀬畑翁、坊主ベツリ、コスゲノ淵とその他の深渕も平気で泳いで行く、でもこの今早出の
遡行は泳げるものなら泳いだ方が楽だ、この時期なら水温も高くチジミこむ事も無いしアブもいない。
久々に足も着かない恐ろしげな淵を泳いだ、それも7回も、一人だったら絶対にしないだろう、でも今回は瀬畑翁が居る
あっちゃんが居る、鹿野さんが居る・・・・!。
早出の流れは何故か黄緑色に染まり慣れ親しんだ足尾の流れとは全く違う、澄んではいるが水色に馴染めない、
それでも喉の渇きには勝てなくて何度も飲んだ早出の水、温くてとても美味しいとは言えないが・・・。
瀬畑翁に訊ねるとタンニンが川面を染めているのだそうだ、どうりで深い淵など茶のように黒さが際立って
ナンとも馴染めない様相だった。
広倉沢に鹿野さん、あっちゃんが入渓、オヒロ渕までの釣行を進める瀬畑翁、岩魚を確認しながら毛鉤を打ち込むようにとの進言。
本流との出合いこそ狭い広倉沢だが上流部はどうなっているのか。
翁の釣り姿を拝見、長竿に凡そ6〜7メートルのテーパーライン、
フロロカーボン製一号の道糸、
広倉沢出合い、早出川本流の早瀬、深渕に佐々木巌流の如く翁は自在に長竿を操り毛鉤を撃ち込む。
一点を見つめ緑色の水流に溶け込む菅笠姿の瀬畑翁の足元を一匹の山カガシが鎌首をもたげ水面を滑渡る、
孤高の釣り人・・・・・
広倉沢から戻った二人と合流、少しの間だが私もフライロッドを繰り出す。
7.5フィート#4のラインに毛鉤は14番ロングリーダーといつものスタイルだがまったくあたり無し、
#5〜6番クラスのタックルを持参するべきだった、今回持参のタックルでは早出には通用しない。
西日に照らされた今早出の瀬際に
翁の繰り出すラインが音を立て梢の葉を散らす、ビシッ、ビシッ・・・・・・。
邪魔にならぬように背後で見つめる3人とは裏腹に翁の意思が弧をかいて伸びていく。
数度の泳ぎでずぶ濡れになりテン場に戻ったのは5時過ぎ、既に上流組みも戻り食事の準備中だった。
syuさんはスノーブリッジに拒まれガンガラシバナをわずかな距離で諦めたとの事、わざわざ危険を冒してまで行くこともないと思い
雪渓の脇で昼寝をむさぼったという、岩魚もバシバシ釣れたし・・・
えかったよ〜・・・・・
んで・・・その岩魚はどうしたの!
中尾さんと刺身で食っちまったよ・・・・・・・あれ〜〜ずるいんでね〜〜のよ・・・!。
中尾さんの用意した特性のパスタに舌鼓を打ちあっちゃんの運んだビールとドブロクに酔いしれ
濡れた下着を焚き火で乾燥、疲れきった皆は9時も過ぎると寝息を立て動く者は私一人になった。
虚空蔵鼻の膝元に寝息が響き天井は星で埋め尽くされ明るい夜だった、夜半にタープを打つ雨音で目が覚める。
7/22(火曜日)ピーカン
空が薄明るくなる頃には皆が起き出した、昨夜の雨のことやら銘々騒ぎ出す・・・・・・
朝食の準備にキジ射ちと忙しない、ザックの整理にテン場の後かたずけと記念の集合写真・・・・・・
昨日の朝とは違い既に快晴、青い空が帰りの尾根を覆っているとは見上げるだけでも汗が落ちてきそうだ、
8時過ぎ撤収、ワイワイ・・・ガヤガヤ・・・ワイワイ・・・・・ガヤガヤ・・・・・
滑りながら登った泥壁を今日は逆に滑りながら転落するように下りて行く、一ノ俣の源流、細流の傍らに下り立ち
皆の到着を待つ、待つ間に太目のミズ(ウワバミ草)を鋏で根元からチョキチョキ・・・・・・・・・
何をしていても楽しい、久々に腹の底から楽しいと感じた。
皆が揃い30分ほどの休憩をその狭い川辺で過ごす、ミズを摘み谷地アザミを摘み土産でザックを満杯にした
八人の体が蠕動し深い山肌を縫う様に下って行く。
車止め到着は13:30分、皆さん・・・オツカレ〜〜〜様でした・・・!。
7/27(日曜日)
日光文挾の我が家の山小屋、朝から好天、伸びきった芝生の刈込み、草取り、畑の整理と午前中忙しかった。
午後、かみさんがキノコを探したいと出かけるのに付いて行く、蒸し暑い雑木林の中には目的の夏キノコ一枚も出てはいなかったが
久々にするキノコ探しにわくわくして楽しかった。
帰りがけ雑木林の出口で蜂に襲われる、蜂の種類は特定できないものの二ヶ所も刺されひどい目にあった。
家に帰りシャワーお浴び休んでいると体中が痒い・・・・・蕁麻疹が体中に広がり急いで帰宅、
病院に直行するとすぐに点滴の処置を受け快方に向ったが医者には散々驚かされた。
今夜急変したら命に係わると・・・!。
7/28
アマゾンから本が届く、30年ほど前書店に並んでいたの二冊の本。
「足尾山塊の沢」おなじく『足尾山塊の山」沢の方はその時迷わず購入、渓流釣りにのめりこみ始めたその当時としては
余り山には興味もなく『足尾山塊の山』のほうは忘れていた存在だった。
長年足尾の限られた渓流に通いつめるうちにそちこちと山にも登るようになり忘れていた本が気になりだし
どうにか出版から30年も過ぎて手にすることが出来た、当時の価格は2000円、それがなんと幻の本と言うだけに倍以上の値段。
8/3(日曜日)
昨夜久々に50号線を走り足尾へ向う、途中古河の花火大会、足利の花火大会と走りながら眺めることが出来
最高だった、多少の渋滞も逆に嬉しいほどだ。
足尾の親水公園手前の駐車場に駐車、街灯も有りトイレもあり飲み水も完備でオートキャンプには最高の条件、
おまけに堰堤から落ちる水の轟音も届かず熟睡でき利用者も殆どいなく貸し切り状態。
バイクを下ろしテーブルを広げ椅子に腰を下ろし持参のビール、ウイスキーといつもの一人宴会を星空の下で始める。
時間がたちだいぶ酔って来た頃駐車場の真ん中に黒猫が姿を見せ私の様子を窺っていた、猫に酒のつまみを分け与え
楽しかった去年を思い出し駐車場のその黒猫に向うが猫は足音に驚き姿を消してしまう。
車の脇にシートを広げシュラフにもぐりこみ爆睡・・・・・
8/4
午前3時半、車の音で目が覚める。
夜露で濡れたシートを振り払い寄って来たその車の主と話し込む、釣り人の気になることはいつも同じだ、
何処まで入るのか、今日の天気はどうだとか、バイクの方が楽でいいとか何とか・・・・・いろいろ。
4時半過ぎ後を追う様にバイクで林道を走る、未だ薄暗い未明、半袖でのバイクの運転にはちょっと辛い風だった。
大ナギ沢のテン場に到着1年ぶりの松木の林道は整備されとても走りやすく下手くそな運転でも楽々に走れた、
先行していた釣り人は明るくなるのを待っていたのだろう、ヘッドランプを着けロッドの準備をしていたがその内に姿を消した。
鹿の鳴き声もうるさい崩壊した林道を最終堰堤まで歩く、大汗をかいて広い川原に遊ぶ鹿のペアを眺めながら写真を撮り
ウメコバ沢出合いに到着、ウメコバ沢の崩壊はものすごかった。出合いの滝は崩壊、以前なら見ることもなかった滝が姿を見せ
驚いた、してみると去年とは違い松木本流の流路自体が変わっていてしかもとんでもなく減水気味だ。
まるで重機で両岸を盛り上げたかの様にその松木の川原に細い水流が流れ遠くに最終堰堤が見える、最終堰堤を乗り越え
堰堤上の広い川原に下り立つと見たくもない放置ゴミ、プチプチのエアーマットが一縛り、焚き火の跡、飲み食いしたゴミの跡・・・
枝沢に入渓しようか迷ったが同じ減水なら本流をと思い本流を釣り上る、岩魚は元気に反応してくれて楽しかった、
この時期にしては異様にやせた岩魚だったがカマの沢出合い近くまでで岩魚の反応は途絶えた、ロッドを仕舞い
右岸ゴケ薙沢を過ぎ本流を行くと左岸にまたぞろ見たくもない変なものが下がっていて驚いた。
カンカン照りの強い日差しにその水面上にぶら下がる赤い異様なもの、重たげにぶら下がり一瞬自殺者かと思ってしまった。
風もない川原、恐る恐る近づいて見る・・・・・
両足が二本だらりと下がっているように見えた、ん〜〜〜なんか変だな!。
なお近づく、赤いジャージをまるでハンガーに掛けたかのようにぶら下げている、緑の葉っぱのせいで
遠目には人の下半身が下がっているように見えたのだ、あ〜〜驚いた、何てこったい、くそ〜。
子供用の赤いジャージ、遊んで濡れでもしたのだろうか、2個のカップ麺の容器が岩の上に放置。
自分の持って来たゴミぐらい持ち帰れや・・・ほんとに、ブツブツ言いながらごみの処理を済ませ
ニゴリ沢まで行くがまるで鍋底を歩いているような暑さに降参。
11時半ごろゴケ薙沢出合まで戻り返し日陰を探し昼食にする、今年初めての沢でのコーヒーは美味かった、
ほぼ1時間ほどのんびり過ごし立ち上がったところで蜂に襲撃される、花蜂の種類か蜜蜂の様な感じの蜂だったが
振り払った時に右の小指付近を刺される・・・あ〜〜まじーい、また刺されたよ・・・。
急いで蜂毒を吸いだすが先日医者に散々脅かされたことを思い出し気が重くなった、ひょっとしてアナフェラキーを発症したら
ここで最後かも知れないとますます気が重くなった、30分間何事もなければ大丈夫と自分で自分を元気付け急ぎ下山。
小指の付け根はチクチクと痛かったが30分も過ぎても先週のように蕁麻疹も出ず呼吸も何ともない、大丈夫みたいだ、よかった〜〜。
朝方乾かして置いた放置ゴミを回収、最終堰堤を下り大ナギ沢出合まで休まず歩く、堰堤上で一緒になった
年配者と前になり後になりしながら話し込みながらの行進は少しうっとうしかった、大ナギ沢手前で藪の中を
ごそごそ歩く動物と鉢合わせ、目と目が合い一瞬一匹と一人がたじろぐ、急いでカメラを動かすのだが
デジカメのスタートが遅すぎて起動した頃にはそのアナグマらしき動物は草陰に走りこんで消えてしまった。
同行者と別れバイクで下山、途中熊を監視していたおっさんと話し込む、銅山のオロで黒く染まった稜線には鹿一頭がシルエットになり浮かんでいた。
文挾の山小屋着は4時、乾いた庭に水をやり、シャワーを浴びて5時過ぎには鹿沼の麺坊、すきっ腹にシナ蕎麦を流し込み中尾さんと談笑、
家に帰ったのは7時過ぎ・・・・・あ〜〜今日は楽しかった。
8/10(日曜、曇り晴れ)
昨夜バイク屋の店頭で展示中のドカテーに跨ることが出来た、新車のイタリアンイエローはピカピカで
光り輝いていた・・・・・欲しいな〜〜
かみさんは本日一人文挾へ・・庭木の消毒と夏茸のチタケがお目当てとの事。
私は今回蜂が怖いのでキノコ採りはパス。
その代わり最近めっぽう動かなくなった母親に代わり家の大掃除、掃除機をかけ雑巾がけをして下から上への大騒動。
おまけに伸びすぎた芝生の手入れもしてリコの散歩、午前中ヘトヘトになったがなんとビールの美味いことか。
8/13(水曜日)
クリニックの注文数がいきなり増えた、例年この時期は減るのだが今年はなんだか変だ。
お盆休み、母親の様子が今年になり酷暑のせいかおかしい。
そう言えばかみさんが採って来たチタケ・・・文挾の直売所では6個入りで1800円だとか・・・・・
茄子と炒めてうどんの出しにしたら美味かった。
余りの暑さにリコとお風呂、家中が犬臭いようでほんとに堪らん。
8/21(木曜日)
平日の休みは久々、チタケ採りに行く。
バイクを下ろし草木に覆われた林道を駆け上がる、釣り人一人登山道の脇で朝食をとっていたが今日の
入山者はどうやら私とこの釣り人以外は居ないようだ。
岩魚釣に来たと言うその初老の釣り人は本流を避け登山道沿いの枝沢を釣り上がるそうだ、いろいろ話し込み
チタケ探しに立ち上がる。ここぞという場所にめぼしを付けるのだがこの場所でチタケなんぞお目にかかったことも無く
生えているのは白い土カブリのみ。
上から下へ、右から左へ何回も急斜面を動き回りあきらめかけた頃柿色のチタケが突如目に飛び込んだ、
余りの嬉しさに潅木にしがみついた腰がぶれ斜面を転がり落ちそうになった。
白い土カブリの脇にチタケの柿色が何とも眩しく周囲を見回すとそちこちにその柿色が首をもたげ
呼んでいるではないか、上ったり下りたり横這いしたりで腰篭にチタケを放り込む。
獣道なのか尾根を回りこんだその小道に誘われ途中まで行くと何故か斜面の石が掘り起こされたように
ずれていて
それも数箇所・・・へんだな〜・・・・・・
キノコを採り何気なく目を上げたその場所には熊の糞、乾いてはいたがそれはきっと熊の糞に違いない、
持ち上げられたような形跡はきっと熊の給餌した場所だったに違いない。
それにしてもこんな林道直下のこんな急斜面に熊の痕跡を見るとは・・・・・・・・・
熊に見張られているようでもあり腰篭も重くなったし・・・林道に這い上がる。
8/25(月曜日)茸狩り(中尾、刑事さん、長内)
一晩中雨、中尾さん宅で一晩過ごす。
16日の土曜日もひどい雨だったが何でも46歳の女性が死亡したとのニュース、
とにかくひどい雨だった。
まるでホースで水をまいたようなそんな状態が暫らく続き鹿沼インター出口料金所手前では片側が水没、
縁石に乗り上げた車が半分水没状態(1時間当たりの雨量は64ミリだとか)・・・・・・・・。
杉並木の狭い道はまるで小川の様な状態で本当に怖かった。
雨水の行き場がない恐ろしい水路状態。
早朝4時過ぎ同行のS氏の到着を待って南会津に出発、山王トンネルを越えるまではしょぼつく様な雨(気温19度)
中山トンネルを越えると全く別の天気が待っていた。
キノコ山に到着、既に車一台が駐車しておりキノコ篭を背負った2人が我々の動向を気にするように山中に入っていった,
急ぐでもなく阿吽の呼吸で準備を整え狂祖を先頭に山中深く分け入った。
今朝方までの雨はうその様に上がり暑くもなく茸狩りにはちょうど良いコンデション、キノコ篭は見る見るうちに
重くなり山中での大騒ぎにも満足し1時過ぎには下山。
連日の雨に増水した笹濁りの流れに体を沈め山中でかいた汗を流し帰路につく。
途中食事を取りそこで又なんでもないことで大騒ぎ、茗荷の漬物、山葵の漬物、茗荷の群生地、土産のスイカ、
チタケ料理のなんたるかんたるや・・・・・・etc・・・!。
7時過ぎに帰着、茶の間に採って来たチタケを広げ家族3人で又大騒ぎ。
部屋の中いっぱいにチタケの匂いが広がり泡立つビールの味も最高だった、今日は本当に感謝。
8/28(金曜日)
ひどい雨、おまけに一晩中恐ろしい雷が鳴り響きとても寝られない。
クリニックの早朝バイキング、3時半出勤、いつもなら10分ほどで職場に着くはずが今朝はとんでもない、
そちこちで道路が冠水、大回りした挙句に通行止め。
何とか配達までは間に合ったが東北道路の側道、トンネルが何箇所も冠水しクリニック手前で迂回。
昼過ぎに同じ所を通過したら軽自動車が1台水没、夜中に突っ込んだのかきのどくに。
8/31(日曜日)文挾小屋
虫の音が賑やか、文挾の夜は既に秋。
終日弱い雨、庭の草取りで終わる。
9/1(月曜日)文挾小屋にて!。
リコを引き回し周辺の森でキノコ探し、蜂に用心しながらシノダケの藪の中に分け入る。
珍しくタマゴ茸の大収穫。
何とも短命な総理大臣だった事か、んで一対何をやったけか・・・!。
先の安部元総理も福田さんも国民に詫びる事もなく簡単に職を辞するとは、今度はへの字の総理大臣が
マンガ本見て原宿あたりでメードさんと騒ぐンかしらね・・自民党も終わりかも今度で。
9/5(金曜日)
高校での販売開始、期待していた天気とは裏腹にまったくの残暑。
今月は高校を初めプライベートな事でもいろいろと行事が重なりそうだ、
なかでも来週の早出川〜今早出〜ガンガラシバナ
詣では特別だ。
総勢何人のパーティーになるのか、初対面の人ばかり、雨が少し気懸かりだが。
9/10(水曜日)
遊びに行く準備と仕事の準備、いろいろ重なっておまけに台風のおまけまで・・・ガンガラはどうなるのやら!。
自民党の総裁選挙、総勢5人のお祭り騒ぎ、さて御輿は一体誰になるやら・・・泥舟の舵取りも難しいだろうに。
9/13-14(土曜、日曜日)メンバー、田辺、長内、原、斉田、渓児、タカ、アッちゃん
syuさんと上河内のインターから東北道に乗り、磐越自動車道に乗り新潟の津川インターまで走る。
明日の天気はどうなっているのか、二人でそんな会話をしながら初めて走る磐越自動車道の
狭い車線とトンネルだらけの初秋の景色に目が奪われる。
会話を楽しみながらも久々に見た思川の鮎釣りの光景が脳裏を走る、数年前に亡くなった棟梁が今年も
あの思川の中ほどに立ちこんでいる様にも思え不思議な感覚になる。
津川料金所を下り一ノ俣のテン場に着いた頃はしっかりと暗くなりテントを張り終えた頃には
一ノ俣沢の左岸スラブには月が反射し不思議なくらい明るく草むらの虫の音も二人を快く歓迎してくれた。
ささやかな二人だけの宴会、釣り人のとり止めのない記憶にも残らない様な些細な事柄に話も弾み
笑いあう、夜半過ぎには数組の車が来るだろうと9時過ぎにはシュラフに潜り込む。
9/13(土曜日)
午前2時過ぎ2台の車がテント近くに停車、テントを出挨拶を交わすとなんと待ち合わせの原さんのグループだった。
ナビゲーションがこの暗い夜道をしっかりと誘導してくれたらしい、アナログの二人にはどうにもこの感覚が難しい。
夜明けを待って一ノ俣を遡行、相当な出水有ったらしく7月に付いていた道は流され草丈も高くだいぶ不安になる、
先頭を行く私にいたっては一の俣遡行は今回で2度目、何とか踏み跡を追い7月の記憶を寄り戻しながら行くのだが
それでも道は途切れ難儀した。
そちこちに7月の懐かしい光景が蘇る、瀬畑翁の浸かっていた小さな落ち込み、中尾さんがはしゃぐ光景が
つい昨日の様に思い返され自然と笑いが込み上げてくる。
ナメ滝を過ぎ判然としない巻き道を諦め沢の直登をするsyuさんと二手に別れ一ノ俣源流に足を運ぶ、三浦尾根の木立の中より蝉滝を登る
3人の姿が見えた。水量は前回ほどないものの高さは20mほどの滝、踏み外したら大事だ。
雨と汗に体はしっかり濡れ落ち着く間もないまま最後の難関、泥壁に取り付く。初めて経験した泥壁は最悪だった、
濡れたその急坂はピンソールの装着もない足元をすくい噴出す汗に気力さえも萎えさせ樹幹の先に延びたその泥壁は永久に続くかのように思えたものだ。
気懸かりだった泥壁を今回ピンソールを装着した足は快適にグリップしヤシロウ尾根450mの鞍部まで運んでくれた、道具に感謝しても余りある。
鞍部で一休み、7月と違い巻き道には秋の気配、栃の大木は無数の実を落とし草葉の下には茸が頭をもたげ
雨の葉をうつ音もさして気にならないほど六人の道行きは楽しく賑やかだった。
アカバ沢を下り早出の流れに皆が皆驚く・・・減水したその流れは温く瀬ノ音も静か。
記念に押すシャッターの音さえ耳を澄ませば聞こえるかのようだ、弱い雨が止むことなく降り続く、高台のテン場に
いの一番に上がり前回と変わらぬことを確かめると
2度目の早出川に再び立った事のその感傷が胸に突き上げてきた。
タカさんの持ち込んだタープの下で銘々遊びの準備、予定よりも早くの到着に気を良くし斉田さんはじめ渓道楽の面々は今早出方面に
岩魚釣に出かける、雨は相変わらず降り続きタープの下では原さんとsyuさんが呑み始める。
この日の為に用意した6番ロッド、マーキス5番を台座に載せた、マーキスの5番は黒部以来使った事がなかった
のを思い出し2人と軽口を言い合いながらもそのリールに付いた傷を見返し若い頃のがむしゃらに遊んだ日々を懐かしむ。
テン場下の広いプールには今回も一尾の岩魚が上に下にと回遊し穏やかな流れを満喫していた、ひょっとして目の前を遊ぶ岩魚は
7月に中尾さんの釣り上げた岩魚か?。・・んなら〜置き竿で十分かも・・
先行した3人の足跡が濡れ砂に残り上流に向っていた、やがて足跡は右岸、スラブのバンドに消え濡れた苔だけが
人の通過を示していて不安な気持ちも和ましてくれる。
右足元には弱い日差しにも係わらず底まで透ける長大なプールが流れの姿勢も感じさせないほどに早出の力を見せ付ける、
磨かれた岩壁の数メートル上には草葉の水流に抵抗した跡が生々しくも痛々しい。
岩魚の奔る影さえない、好ポイントは既に先行した3人が攻めたであろう、何時ものように洗面器のような水溜りに毛鉤を打ち送り込むのだが何の反応もない。
水温のせいか、先行者のせいかそれとも出水で疲弊した岩魚がためらっているのか・・・・
大岩が滝を作り黒い淵に水流が巻き泡を浮かべ私を誘う、もはや先行者の事などもうどうでも良い・・
釣れない釣りだが夢中にさせる、それでもいいのだ夢中になっている事がやたら楽しい、さ〜岩魚よ・・・出ておくれ・・!。
雨も上がり弱い太陽が早出川の川原を明るく照らす・・・
広い川原は磨かれた大小の岩が重なるゴーロ帯・・・
水流は落ち込みの白い輝きから黄緑色に変わり淀みは翡翠色に煌き川面を染める・・・。
誰も居ない
大声で何を叫んでも恥ずかしくはない、むしろ大声を張り上げ岩魚を呼んだ方がどんなに心地好いか。
先行した斉田組と出合う、様子を聞くとこうだ・・・・・
・・足元から岩魚は無数に奔るのだが餌を送り込んでも何の反応がない、
・・見向きもしない、ここは見るだけの沢か〜〜〜〜
小雨模様での出漁とは言え余りにも水温が高すぎる、岩魚の反応の乏しいのはやはり昼下がりが原因だろう、やはり
夕方の一時を狙った方が楽しめるのかも・・・・!。
早出川の夜、皆が揃って他愛もない事での大騒ぎ、賑やかな夕食。
9/14
朝6時・・・ガンガラシバナまで。
快晴、雲のない高い空、風もない、澄んだ瀞場に岩魚が遊ぶ、素晴らしい光景。
水量も少なく快適な遡行、表現の仕様がないほど水が綺麗だ、遡行1時間ほどか、通称横滝が現れる、
右岸を高巻き暫らく行くと両岸が本当にスラブ、一枚岩の峪底を蟻が這い回っているかのようにゴウロ状の川原を行く。
9時、ガンガラ到着、眼前にはとんでもない壮大な景観、ただ圧倒され見上げるばかり、食事を取り休んで居るとあっちゃんが追いついて来た。
高揚した顔、それにしても驚きの体力・・・あっちゃん。
魚留の沢で岩魚釣り、一尾の岩魚があっちゃんの竿をのし上げる、歓喜!。
人の釣りを楽しむだけの余裕が有る訳ではないが源流帯の岩魚の何とも鷹揚に構えた姿を
ここまでの道すがら何度も見せ付けられるに付け釣欲をしっかりとなくしてしまった・・・それが本音!。
復路、3人で騒ぎながらの帰還、途中渓道楽組みと出会う。
変わらぬ晴天、大滝を目指す4人と再会を約して別れの挨拶・・・・・・・・・
テン場までの時間はかなり早い、尾根越え前の暫しの休憩、あっちゃんが姿を消したと思ったら茸の報告。
7月訪問の折、瀬畑翁が採取したと言うシシタケがテン場上のブナの木の下に大量に発生、嬉しくなり三人で収穫、
雨で濡れたザックは重くなりその上嬉しい獲物を詰め込むものだから帰りこたえそう。
尾根越え・・・重たいザックに案の定悲鳴、併し何ともタフな2人に脱帽、脱帽・・・!。
荒れた一ノ俣沢の草むらを分け車止め近くの1本の巨木に感謝の念をこめ挨拶、不思議な思い、又いつかこの巨木と出会うような
そんな気がふつふつと湧き起こる。
何とか明るいうちに下山、室谷の集落を過ぎ高速道に乗る頃にはしっかりと暗くなり十五夜前の月がまん丸と
今しがた来た室谷の山々を黄色く照らしていて綺麗だった、10時過ぎ栃木は雨・・・・・・
楽しい2日間だった、皆さんに感謝。
9/23
携帯電話の機種交換、簡単な機種を選んだつもりがマニュアルの厚さに嫌気が差す、そもそも電話は繋がればそれでよい
、機能が多すぎてなにがなんだか・・・・・・・・めんどくさい。
9/28
文挾の山小屋にて、
小屋に来るのも久々に感じた、rikoをデッキに寝かせ一人離れで虫の音を楽しむ、やかましいほどの虫の音。
1本だけ植えた苦瓜が数個の実を付け重たげにぶら下がっていた、肥料もくれないほっぽりだしの作物、隣には既に
花柄も小さく伸び放題の朝顔が絡まりつき苦瓜の黄色の花と紫の朝顔が不思議な光景を作って面白い。
出始めのハツタケ、採取するのをためらうほどの茸の丈に戸惑いながらも初物を数本いただく。
10/11 (土曜日)
クリニックへの配送を終え急ぎ帰宅、今夜は足尾の三川ゲート前で車内泊予定。
rikoをペットホテルに預けこの連休長年夢見た松木沢から皇海山までの山旅を敢行、紅葉のモミジ尾根を登り
国境平にテン場を設け翌日には皇海山まで標高差560メートルをやっつけるのだ。
今年、松木沢に入渓したのは一度だけ、それも8月も末の事、炎天下岩魚の反応も鈍く最悪だった・・・!。
釜の沢を過ぎた辺りからのぞく皇海山は遥か遠くに優美な姿を見せ何時上って来るんだいとばかりで
何とも心苦しかった。
銅親水公園に着いたのは9時過ぎ、風がとても強い、気温は意外と高く15℃、風がなければ車外で飲むのだが、
同行したカミさんと二人コンビニで用意したつまみをパクつきながら狭い車内で宴会。
夜中には数台の車が来るものと思っていたが何の音もなかった。
10/12(日曜日)
午前5時過ぎ今日の行程を話しながら出かける準備、昨夜の風がまるでうその様になく気温6℃。
ヘリポートを過ぎた辺りでようやく朝日が差し山肌がオレンジ色に染まる、大ナギ沢出合で休憩を取り簡単な食事を済ませる、
崩壊した林道跡を初めて歩くかみさんは驚声を上げながらついて来る。
ウメコバ沢を過ぎ浅い流れを対岸に渡渉し最終堰堤を乗り越し三沢出合、小足沢の出合滝を眺めそこで又一休み。
大楢木沢を過ぎカマの沢、ゴケ薙沢、休まず数度の渡渉を繰り返し何とかニゴリ沢出合、松木本流で給水し
白濁した濁沢上流部のF1滝を目指す、遅れながらもついてくるかみさんを励ましF1の凡そ30メートル下左岸に付いた
モミジ尾根への登山道入り口に何とか辿り付く。
ニゴリ沢出合からモミジ尾根を眺めると既に紅葉は盛りを過ぎ色褪せた状態、懸崖にジグザグに付いた登山道を
潅木や木の根に掴りながら慎重に上る、その細い道には赤や黄色の落ち葉が積もり枯葉の匂いが心地好い、必死に登るのだが気温のせいなのか
案外と汗もかかず快適だった。
やがて国境平への標識が現れ前方には白と黄色のマークがモミジ尾根上部へと誘ってくれる、途中判別のきかない場所場所には
持参の赤テープを下げ帰り道迷わぬようにマーキングし矮小な都笹の中に延びた獣道とも登山道ともつかない踏み跡を国境平を目指し進んだ。
モミジ尾根の紅葉は素晴らしく対岸の皇海山東側の斜面は緑と黄色そして赤、遠目にも本当に綺麗で最高の景色。
やがて最後の上り、案内のトラロープに導かれ膝上までの笹の中喘ぐ様に登り切った、
落葉松帯の乾いた尾根はとても気持ちよくさっそくザックを下ろし水場の確認、水場までの案内が表示板に記され
その方向に下りていくと案外と笹原の急斜面でもう少し尾根で休んでから来れば・・・・・・少し後悔。
それにしても水場までは何の標識もなく少し戸惑った、鹿道の交差するあたりで下を覗き込むとわずかに窪が下方に伸び
その30メートルほど下に涸れた沢が始まっていて水があるのかどうなのか、人の歩いたようなそんな形跡もなく
不安な場所だった。
沢の源頭に下り立ちよく見るとアルミのカップが置いてありその脇からはやさしく澄んだ水が細く落ち葉の中から
両ひらをかざしても底に着くほどの最初の小さな滝を落とし下方に流れ下っている、冷たい水をカップにすくい喉に流し込み
上方を見上げると黒ずんだ水場の標識が貼り付けてあった。
4リッター程の水を汲み斜面の登り返すと頭上で人の声が聞こえる、カミさんと誰かが話しているらい、
鹿道の交差する辺りで男の登山者と遭遇、話を聞くと水場を探してるが何処でしょうか?
男と別れ尾根に上りカミさんと辺りを散策、白砂の剥き出しになった国境平からは180度のパノラマ、
山名は殆ど分からないが今日は最高だ、松木渓谷のズタボロに崩れた山肌が白く光り不思議と綺麗で良かった。
テントを張り終え薪を集め濡れた衣服を脱ぎさっぱりとしたところで辺りをうろつく、テン場の周囲はズミの古木が
生い茂り小さな赤い実をたわわに枝先を重くしていた、花の時季ならこの辺りはズミの白い花で霞がかかったようにけぶっているのだろうか・・・・・・。
するとカミさんの呼び声、落葉松の中、踝ほどのミヤコ笹の中を掻き分けるとレモンイエローの鮮やかな黄色の茸が
それこそびっしりと生え二人で摘みとっては見るのだが何だか分からずカメラに収めて終わった。
(下山後、件の茸はキヌメリガサと判明、どこぞの狂祖にえらい叱責を買ってしまった。)
茸探しをあきらめテン場に戻り焚き火を起こしさっそく二人で乾杯、缶ビール3本、焼酎、バテばてのカミさんは食欲もなく
ただ焚き火の前に座り込み月を眺め久々の時間に満足気だった。
10/13(快晴、月曜日)
早朝5時半未だ暗い中焚き火を起こす、食事を取りテントをたたみザックを整理していると単独者が一人現れ
焚き火の前で挨拶、日光白根から銀山平まで行くとの事、昨夜の国境平は複数のパーティーで賑やかだった・・・云々,
他にも数組居たなんて・・・驚いた。
単独行者を見送りコーヒーを飲んでいると又鈴の音がやかましく響き焚き火の前で立ち止まった、今度は70近い高齢者の一団、
何だかウダウダ言いながら皇海山方面に消えて行った。
さすがに連休だ、賑やかなもんだとカミさんと二人のんびりと後を追う様に皇海山への笹原を進む、岳樺の白い肌に
ヤシオツツジの赤く紅葉した登山道、ピンソールをつけたカミさんは滑らなくて最高だと笹原の中を泳ぐように上っていく。
テン場から標高差凡そ600メートル、笹原が切れ針葉樹の薄暗い急斜面、東側は
松木川の源流部に落ち込む断崖、今朝方出合った高齢者の一団の姿も声もなく二人で驚くやらあきれるやらで
何度も短い休憩を取った。
やがて石楠花の群生地に入り込み西側を覗き込むと上州の山が広がり最高の景色だった。
皇海山の山頂には大勢の登山者で賑わい狭いピークはより狭くなり記念の写真を取って10分ほどで下山、
ピンソールのグリップに気を良くしたカミさんはそちこちと茸を探しながらの下山。
笹原の上にナナカマドの赤い実が青空に映え特別綺麗だった、テン場に無事到着。
焚き火の処理をしモミジ尾根を下りニゴリ沢出合まで下山、登るときにつけた赤い目印のテープが心強く感じた。
上りの途中一箇所だけ迷ったがそこも倒れた案内板を元に直しテープを結び判り易くして置いたが
それでも人によっては人為的だと批判を買うだろうか・・・。
最終堰堤近くで一緒になった青年は大ナギ沢出合で一泊し翌日下山との事、天気も景色も最高で余り人とも出会わず
良かったよと
途中の経路を話してくれた、おそらく二十歳前か・・・?。
それにしても袈裟丸から国境平〜
モミジ尾根〜銅親水公園と良く頑張ったものだ、道々話しながらの下山は楽しかった。
青年と別れとろいカミさんを励まし何とか4時前にゲート前に到着、日光廻りで東北道へ、
併し今日は3連休の最後日、鹿沼から先の渋滞はひどいもので当然まき込まれ六時まで帰れる筈もなく
ペットホテルまで連絡、結局rikoは今日もお泊りになってしまった。
10/19
文挾にて・・・
昨夜は一人離れで寝る、案外と寒かった。午前中城山に茸探し、気温のせいなのか何も無し。
昨年は今頃だったろうかナラ茸やらクリタケが重いほど取れたのに。
午後畑の整理、ウドの移植、ゴミを盛り上げていたサークルの撤去、増えすぎた樹木の間引き・・・等等。
10/22(水曜日)
アマゾンにて茸の本を購入。
10/23(木曜日)
rikoのシャンプー、おとなしい犬だがやはり頭部にお湯が当たると大騒ぎ。
10/26(日曜日)
朝から曇り空、曇り空の中山歩きも気が滅入ると思い急遽文挾へ。
いつもの事ながら家族総出、今日から暫らく母が一人小屋で過ごしたいと言い出し小屋に付くなり食料の買出しやら
ストーブの用意やら何やらでせわしかった。
辺りは色付き天気さえ良ければ紅葉を存分に楽しめる、午後から辺りの雑木林でキノコ探し。
クリタケ、楢茸、うす平茸、おうぎ茸・・・etc
庭に転がして置いたナメコの原木からは少々伸びきったナメコも沢山採れ面白かった、夕方S氏の燃やすストーブの煙が
季節を感じさせ何とも変な気分、あの老人何時まで持つのやら。
久々に細川さんと会う、今年のキュウイフルーツの出来は上々、少し早いけれどとおすそ分けをもらう。
10/29(水曜日)
昨日の夜あたりから両膝が痛み出す、気温のせいなのか・・・!。
特に左足の膝がひどい、特別むくんでいる様でもないのだが。
11/2
庭に転がして置いたナメコの原木に花が咲いたような光景に驚いた。
伸びすぎたナメコをさっそく収穫・・・・・・・
昼には少し早いけれど待ちかねて採り立てナメコうどん・・・・美味し〜〜〜。
城山に茸採りに行くがやはり山は乾いていて目当ての茸はなかった、今年は何か変だ。
今期最初のストーブへの火入れ、昼過ぎに煙突の掃除、今年3月まで焚いたにしては案外と煤の付が少なかった。
rikoはストーブの前に陣取りミカンと変わらぬ態勢で笑いを誘う、やはり犬は暖かいところが好きなようだ、
それにしても最初の火入れにはいつも失敗する、まるでカチカチ山の狸で煙たいったらありゃーしない。
11/3
文化の日・・・早朝から杉並木の音がうるさい、日光市内に向う観光の車で混雑しているのか・・・?。
rikoを連れ朝の散歩、踏み切り近くで犬の献血のお願いをされる。
やり残した植木の移動で汗を流す、それにしてもビールが美味い、昼過ぎ自然薯掘り、既に乾燥した山の芋の茎を
折らない様に慎重に掘っていくが中々難しい。
それでも40センチほどの芋を手にすることが出来た、芋ほりはどうにも難しい・・。
11/6
犬舎の修理を終える、冬の準備も万端、さーrikoめいつ何を壊してくれるやら・・!。
11/8(土曜日)
久々に麺坊による、夕方のこの時間呑めないのが少し残念、少し肌寒い日、茸そばがうまかった。
先月のキヌメリガサのことで大いに盛り上がる、ははははは〜〜〜〜
11/9
小島電気でテレビの購入、アンテナ工事の依頼をする。日中の温度とは大違い、夜はさすがに冷える。
薪ストーブの傍らで休むrikoをからかい大笑い、原木栽培のナメコが美味い
11/12
こたつの熱源ユニットの購入と取り付け、テーブルをそのままコタツに変身、rikoが潜り込むだろうか?。
11/16、文挾(日曜日)
アンテナ工事の予定及びテレビの据付予定・・・。
午前10時過ぎ工事屋が来るがアンテナ工事の下見と見積もりをしただけで帰る、地上波の受けがこの地域では余り芳しく
ないとの事、最大7メートルの高さまで支柱を立て様子を見るとの事だったが、はてどうだろう・・?。
午後テレビの設置完了、薄型テレビは場所とらずで狭い部屋もすっきり。
11/18(火曜日)
午後3時過ぎアンテナ工事が完了したとの電話、支柱の高さはやはり7メートル、今市からの地上波受信は無理だとの事、
もろもろ合わせて8万3000円なり。
11/19(水曜日)
夕方、小島電気日光支店まで、
電気店の駐車場から眺める日光の山には真っ黒な雲、山は雪だろうか。
母と2時間ほど過ごし8時過ぎ鹿沼の麺坊へ。
久々の水曜会、他愛のない話で深夜まで盛り上がる、併しそれぞれ思いがけぬところに思い入れがあるものだと感心。
翌朝4時半麺坊を後にする、気温2度、本当に寒い。
11/23,24(連休)
勤労感謝の日、朝から快晴、椎茸屋の親父から貰った薪の整理で午前中潰す、久々のチェンソー、中々始動せず腕が痛くなった。
薪のストックはほぼ4年分、十分過ぎるほどの量だ、今回貰った原木は山桜。
桜の木はあまり上等の薪とは言えないが燃やすとあの独特の匂いが最高だ。
24日(振り替え休日)
庭の隅に置いた原木にナメコが未だ少しだけ残っていたのをかみさんが見つけ大喜び、10月末に埋めて置いたニンニクの芽が
枯葉を押しのけるように伸びていた、何だか嬉しい。
ニシンと秋刀魚の燻製に挑戦、一斗缶2個をつないだ簡単な燻製箱にスモークウッド一本、4時間ほど缶の魚をいぶし続けるには
スモークウッドが最高だ、40度に温度を保つように気長に待った。
午後から雨、翌朝まで降り続く大雨だった。久々に近所の爺さんと話す、80も回りますます元気なようで・・・畑の野菜も青々している。
離れの20型のテレビの様子が変、9日に買ったばかりなのに、さっそく小島電気に様子を述べ点検の依頼。
夜雨を肴に震えながらデッキで過ごす。
11/27(木曜日)
クリニックからの注文量がいきなり増えた、忙しい時は重なるもんで高校での販売も先月の倍量に迫るような勢い。
12/1(月曜日)
今朝の気温−2度・・・寒かった〜
文挾はこれからどんどん気温が下がり霜柱のきつい朝が日々続くのだろうか、毎冬の事だが月曜の朝は辛い。
12月に入り忙しい高校での販売もそろそろ終盤、ほんとにここ暫らくは忙しかったァ〜〜。
昨日細川さんの畑で目にした山芋には驚いた、
狭い畑にあんな極上の芋が地中深く潜んでいたとは、こりゃー来年頑張ってまねてみよう。
rikoの耳がやはり変、シェパードのなりはしているがどうもミックス犬ではないだろうか・・・・?。
12/3
暖かな日・・・・・rikoのシャンプー
母親のつまらぬ戯言、毎日毎日近所の住人の事、何をしただのドウだのコウだの、ほんとに聞くほうの身にもなってくれ〜〜。
12/4
庭の狭い通路に植えた白の侘び助が今年もはや満開、右隣の西王母は鉢からおろしたもののやはり
根詰まりでも起こしているのか今年は少し元気がない。
椿が好きだ、今盛りの白侘び助に始まって藪椿、花の大きな妙蓮寺椿、色変わりの妙蓮寺、5月まで合わせて何種の椿が庭を彩る事か。
12/7
文挾、昨夜着くなり薪ストーブに火を入れる、なんて寒いんだろう。
ストーブの前に陣取るrikoをからかい肴を炙る。
日中は穏やかな陽気、朝の霜の強さがうその様だ。せっかく伸びてきたニンニクの芽がこの強霜に
やられないようにと屋根がけをする。
12/11(木曜日気温が日中17度)
下水の配管掃除(12000円)年3回の掃除だがほんとに金もかかるけれどしないと臭くて居られない、
取引先に年末の予定を打診。
12/12
年末の仕事予定がようやく決まる、曜日の兼ね合いもあって結局いろいろ操作するのも面倒なので平常どうりに
こなす事で了解してもらう。
冬用のダウンシュラフが欲しいがいろいろ有って迷ってしまうがそれにしても高価だ、モンベルかイスカ、どっちにしよう、
ほんとに迷ってしまう。
12/14-15連休(日曜〜月曜)
いつもどうり家族総出の山小屋行き・・・いつもの事だが自分の時間が無い様で息苦しい。
ま〜冬の間薪ストーブの前に陣取り犬をからかって飲む酒は一番の時間には違いないが・・!
夜半から雨、小さなログハウスのロフトは薪ストーブの暖気で暑いくらい、結局天窓を少し開放して外気を入れないと寝てられない。
夏は又この逆、クーラーがないと寝てられない、背中一面汗疹が出来たい変な思いをしたっけ。
12/14(日曜日)
天気も良いので大掃除、建築後初めての大掃除、築9年目にして初めての大掃除とはいかにものんびり、
たかだか15坪の小さなログハウス、日曜日ごとの掃除で事足りるのだが今回は隅からすみまで雑巾がけをして埃を取り
窓を拭きピッカピカに磨き上げた。じゃまなrikoをデッキの隅につなぎ止め昼過ぎまで物置のガラクタの整理やら廃材の焼却、
おまけに薪の積み替えで案外と時間を食ってしまった。
ゴミを燃やしながら炎を見つめ飲むウイスキー、その時だけがのんびりできる時間だった。
12/15
大してする事もなく昨日燃やしそこなったゴミの処理、rikoの散歩で近所のジイさんに捕まる。
またぞろめんどうな話で足止めを喰らうのかと思うとイヤになるが知らん顔も出来ず適当に相手をする、犬の話、
仕事の話、道路に積もった落ち葉の話・・・・・・・etc・・・・・!。
このジイさん、元は大工で工務店をたたみ2年ほど前からこの地に定住する事になったのだがどうも相性が悪く好きにはなれない。
母屋の建築以前に一年をかけ物置小屋を桧の丸太で(間伐材)建築、午後3時ごろになると決まってじゃましに来たのがこのジイさん。
日曜日以外休みの取れない身にとってはわずかな時間でも貴重、それなのにくそー、思い出すだけでも頭にくる。
物置と言えども初めてのログのきざみ、なれないチェンソーに緊張してはいたがかなり楽しかったけれどあのジイさんたちには本当にムナクソ悪い。
なるたけなら会いたくないと避けていたのだが今日は本当に間が悪かった・・・・
rikoの散歩も少しコースを変えよう。
昨日の雨で日光の山々がだいぶ白くなった、東北道で凍結事故。物置にしまい込んだスタッドレスタイヤとの入れ替え、
サイズが少し違うがきっちり収まったので大丈夫だろう。
スタッドレスタイヤの走行音、もう少し静かにならないものか・・・・・・。
12/17(水曜日)
rikoの耳が異様に臭い、外耳が赤く熱を帯び火傷でもしたような状態、なんと言っても臭くて仕方ないので
ペットクリニックへ、クリニックのドアを勢い込んで駆け込んだrikoだったがクリニックと気付くなりきびすを返し
車に戻ろうと気勢を上げる。
診察台に押さえ込まれ治療を受けるriko を見てると思わずミカンと重なった。
12/21
rikoの耳も抗生物質が効いたのかだいぶ良くなった、相変わらずシェパード犬にしてはおかしな耳形だけれど
躾も良く入るし感の鋭さはやはりシェーパードなのだろう。
いつ使うのかわからないけれどダウンシュラフを注文した、モンベル#1(39600)ショート。
早春の庚申川で・・・待ちどうしいな〜。
12/23(天皇誕生日)
かみさん一人文挾へ、物置小屋が漬物小屋になっていることだろう、
鰤と蕪のカブラ寿司、今年は大量に漬けるんだとかなり張り切っていたが寒気の厳しい文挾なら案外期待できそうだ。
夕方テレビの調子が悪いとの連絡、日光の小島電気に連絡を取るように伝える。
12/24
X'masイブ、今年は例年のようにバゲットの注文もなく何かさびしい。
昨日届いたシュラフにもぐりこみ昼寝・・・・・・・
12/28
文挾、昨夜の気温−2度、案外と寒くは感じなかった。昼過ぎ東芝の技術者がやってくる、テレビを点検
32インチのほうはまるで音声なし、22インチの小型は時折画面が消える、何度試しても同じ結果。
基盤の不良だろうと言う事で製品の交換をしてくれるとの事・・・・・・よかった〜。
配達は29日、案外と対応が早いのに驚いた。